北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

下呂温泉・天皇陛下のお宿『湯之島館』

今日は岐阜県の下呂温泉に来ました。下呂温泉に宿泊するのは、本当に久しぶり。私の中にあった下呂温泉の記憶(もう20年以上前の記憶ですが…)とはだいぶ変わっていました。


とはいえ、全体的な雰囲気は昔と一緒。


下呂温泉のマンホール(笑)。結構地方毎に特徴があって、ご当地マンホールは面白いです。


そして飛騨街道


さて、今日の下呂温泉での宿泊は、下呂温泉の温泉街から少し離れた山の上にある『湯之島館』。ここは、昭和33年に昭和天皇・皇太后両陛下が宿泊し、更に昭和51年には、今上天皇・皇后両陛下が皇太子時代に宿泊した由緒ある旅館。



本館は非常に歴史のある建物。更には洋館もあり、ここにはダンスホールまである昭和浪漫あふれる旅館です。またこの旅館だけで、下呂温泉の3割程の温泉水を使用出来る権利を持っているようで、温泉も非常に贅沢でして…非常に楽しみにしていました。


実際宿泊してみますと、新館も含めて非常に広い旅館。しかも内部は結構複雑になっており、迷路のような部分も(笑)。これはこれで楽しかったです。また料理も非常に評判が良く、これも楽しみにしていた部分。


これが本日の夕食。まずは八寸として、ワラビの田舎煮、菜の花のお浸し、大鱒の昆布〆の葉山葵添え、白魚黄身煮、里芋の蕗味噌田楽。個人的には、蕗味噌のほろ苦さが非常に良かったです。


続いて、御造りの寒八と鮪。そして吸い物の中身は、蛤、人参、木の芽。この二品も美味しかったのですが、これは至って普通。


進肴は、この地域の名物でもある朴葉焼き寿司。朴葉の焼き味噌も美味しいのですが、朴葉寿司も美味しいですし、焼き寿司も非常に美味しかったです。


朴葉に包まれた寿司の中身は、飛騨牛の揚げ物、蓮根の紫蘇漬け、蕗の白煮。


そしてやっぱり、これは外せません。名物の飛騨牛の鉄板焼き。これだけサシが入っていますと、三キレで十分。これ以上は、正直結構きついので、丁度良い量で助かりました。これも非常に美味しかったです。


更に、焼き物として尼子の塩焼きと、若桃のワイン煮が出ました。尼子の塩焼きも定番料理ですが、美味しかったです。


最後に蓋物。今回の椀物は、ヨモギの真薯とサワラの塩麹漬けの銀餡掛け。ヨモギの真薯は初めて食べたのですが、非常に香が良く銀餡とも合って、美味しかったです。


あとは御飯物とデザート。今回のデザートは黒蜜のゼリー。冷たくてプルンとした黒蜜のゼリーは良かったです。


この辺りに来て、全くお酒を飲まない…という事はありえません。有名なお酒が多いですから、色々と楽しみたくなり、飲み比べが出来るようなセットを注文しました。まずは大吟醸の吟。これは大吟醸としては少し珍しい、非常にすっきりした甘目のお酒でした。そして純米吟醸の伝匠。これはこの三つの中で、一番日本酒らしい!という感じのお酒でした。そして本醸造の天涼。実は、同じ読み方で「天領」というこの辺りの日本酒があり、こちらは飲んだ事があるのですが、天涼の方は初めて。これは淡麗辛口な日本酒でした。個人的には、吟が一番好きなのですが、飲兵衛ですと伝匠が好きなのではないかな…と思います。


今回は、久しぶりの楽しい下呂温泉での滞在となりました。明日は高山に移動です。






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フェリーの欠航で急遽空路で

今週の火曜日ごろ、悪夢のようなメールが届いた事から、今回の旅行の予定変更です。メールの内容は、『太平洋上に大型低気圧が発生したため、予約したフェリーは欠航』との事。旅行直前で勘弁してくれ…なのですが、自然相手では仕方ありません。急遽、移動手段を航空機に変更し、下呂温泉や高山に近い岐阜で宿泊予約を入れました。…という事で、急遽岐阜で観光。


まずは岐阜駅前で、黄金の信長様のお出迎え。派手で良いですね。美濃の国と言いますと、個人的には斉藤道三なのですが(流石にここで斎藤義龍とか斉藤龍興と言う程、捻くれ者ではありません)、知名度的には織田信長に軍配が…濃姫様でも良いのですけどね…。


久しぶりの岐阜ですから、折角なので金華山に行き、岐阜城を見る事にしました。金華山ロープウェイから見た長良川。久しぶりですが、この長良川の風景良いですね。


金華山に上がったので、ついでにリス園へ。手の平に餌を置くと、リスが来てくれます。家内も大満足。


そして目的の岐阜城へ。先日、彦根城も行っていますが、山城はやっぱり良いですね。平城と違い、まさに戦場の城!な感じが好きです(笑)。


岐阜城の天守閣から、明日向う下呂・高山方面を見ると…あれ?乗鞍岳と御嶽山が見える!(真ん中少し左の小さいのが乗鞍岳、真ん中にある立派な山が御嶽山)


やっぱり御嶽山は雄大で良いですね。岐阜城の近くに御岳神社があるのですが、背後に御嶽山が見える位置に建てられていました。


ここまで来たら、やはり美濃国三宮の伊奈波神社に行かなくてはいけません。


そしてここに来たら、この神社の片隅にある黒龍大神にもお参りしなくてはいけません。ここの神様は健康に非常にご利益があるそうで、力の強い神様が祀られているようです。


ふと石の鳥居を振り返ると、丁度鳥居の真ん中に光が降りている風景を見る事が出来ました。ひょっとしたら、丁度神様が降りて来ていたのかもしれません。ご利益あると良いです。


これだけプラプラ歩いていますと、流石に私も家内も疲れてしまいます。そこで駅ビルに入っている『養老軒』の餡カフェに行き、抹茶フォンデュを注文。これ…甘い抹茶になっており、このお重に入っているお菓子をチーズフォンデュのように抹茶につけて食べるセットです。最後はホットミルクが出てきて、残った抹茶に混ぜる事で抹茶ミルクとして楽しむ事が出来…非常に重い甘味のセットです。なんでも先日テレビで紹介されたそうだとか…。


急な予定変更になってしまいましたが、久しぶりの岐阜を楽しむ事が出来ました。明日から下呂温泉…計画通りの旅行が始まります。





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今月のガス使用量(ガスボイラー+全館暖房)と実験

北海道の片田舎もようやく少しずつ暖かくなってきました。…なのですが、今日は生憎の雪。完全に雪が溶けるまで、もう少し時間が必要なようです。さて、これまでほぼ毎月のように暖房用途で使用したガス使用量を公開してきましたが、今日ガスの検針があったため、今月分を出したいと思います。


平均気温の推移とガス使用量


今月のガス暖房として使用したガス使用量は187 m3、熱量に換算すると2,338 kWh。12月分の使用量に比べても少なくなったな…と思いました。今月は前半が例年以下の気温でしたが、ここしばらくは例年よりも温かめ。全体的には例年通り…だと思います。いずれにせよ、平均気温がだいぶ上がってきていますから、あとしばらくの辛抱です。このまま行くと、おそらく使用する総熱量は15,000 ~ 16,000 kWhくらいでしょうか。


ガス会社が提示していた北海道での一般的な使用総熱量は、約12,000 kWhという事でしたから(ひょっとしたら、札幌のケースで計算しているかも…)、それよりは少し多めになりそうです。この理由は、古い住宅のリノベーションのため、現在の断熱基準よりは少し断熱効果が少ない+例年よりもかなり寒かった…といった所でしょうか。何年間かこのような調査をしてみると、より詳しく理由が分かりそうなので、次のシーズンも調査してみようと思います。いずれにせよ、この使用熱量ですと灯油よりはガスの方がお得ですから、選択は間違っていなかったようです。


ちなみに…ふと思う事があり、一つ実験をする事にしました。それは、ハニカムシェードの断熱効果についてです。以前、ハニカムシェードの表面温度をサーモグラフィで調べたのですが、このやり方はどうなのか?という疑問です。といいますのは、我が家の窓は窓枠にかなり幅があるため、実際の窓ガラスの位置と室内の空間まで、それなりに空気層があるため、空気層の断熱効果(空間の大きさ的に対流はそれ程なさそうですし…)も考えなくてはいけないからです。



昨年の晩夏に行った実験(当時の外気温的にちょっといい加減かも…。)


そこで今回は、より断面からのサーモグラフィの画像が撮影出来るように、窓に対して横から温度分布の測定をしてみました。その結果…実は、-5℃程度の外気温(今日の外気温)の場合、我が家の形式の窓ですと、それ程ハニカムシェードの効果はないという事が判明しました(厳寒期ですと、それなりに効果はありそうなのですが…)。


こんな感じで窓に対して横から測定です。


我が家の窓枠は…約15 cm程ありますので、この部分にそれなりの厚さの空気層があると考えた訳です。


これがハニカムシェード無しの場合の温度分布。無しでも、室内に冷気はほとんど流れ込んでいません。


そしてハニカムシェードを使用したら…。勿論、ハニカムシェード無しでも問題無かった訳ですから、使用しても勿論問題はありません。


ここまで来ると、次に興味があったのは、窓枠内の空間にある空気だけで、本当に断熱されているのか?という事です。そこで斜め方向からサーモグラフィーを測定する事で、窓枠内の空気の温度差を見てみました。


どうやら、それなりの断熱ガラスを使用しているため(三協アルミのスマージュ)、-5℃程度の外気温の場合、窓枠内の空気層でかなり断熱効果が得られるようです。とはいえ、僅かにコールドドラフトが発生しそうですが…。


そういう意味では、ハニカムシェードを使用する事で、その僅かなコールドドラフトを完全に防ぐ事が出来ますから、この外気温でも多少の効果はある…のかもしれません。


いずれにせよ、それなりの断熱サッシを使用している場合、かなり外気温が下がっても(-5℃程度であれば)、ハニカムシェードは必要ないような気もしました(おそらく、普通の断熱カーテンで十分な気が…)。その内、通常のカーテンに対しても同じような測定をしてみたいと思います。



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