北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

国鉄時代の廃駅を利用した喫茶店

北海道の鉄道では不採算路線が非常に多く、私が北海道に着任してからも、多くの路線が廃止されてきましたし、今後もこれは増えていくと思います。鉄道路線が廃止されると、レールなどの撤去が行われますし、駅舎なども撤去されますが、一部の駅舎は廃線となった後もそのまま残されている場合があります。このような駅舎は非常にレトロな物が多く、廃墟マニアや廃線マニアにとって聖地?となる訳ですが、極一部の駅舎は今でも異なった形で地域に貢献している事があります。今日はそんな廃駅舎を利用した新たな取り組みについて紹介します。


まりもで有名な阿寒湖から少し北に行った場所に、『相生(あいおい)』という名前の町があります。ここには国鉄時代の相生線の駅『北見相生駅』が在った場所ですが、1985年に相生線の廃止に伴い、廃駅となっています。現在はこの旧駅舎を中心に道の駅が出来ており、近くには美味しいパン屋もあることから、時期になると非常に賑わう道の駅となっています。


以前ここを訪れた時(昨年の夏ごろ?)は、道の駅の横に国鉄時代の駅舎が残されており、数両の展示されている列車がライダーハウスとして解放されていまいたが、駅舎には何もありませんでした。ところが今回この道の駅を利用しますと、少し様子が違っていました。どうやら昨年の秋ごろに、この駅舎を利用した喫茶店がオープンしたとのこと。


見てみると、駅全体が喫茶店スペースとなっていました。駅のプラットホーム部分にも席が置いてありますから、オープンカフェとしても利用可能なようです。喫茶店の名前は『くるみの森』。コーヒーとスコーンのみのメニューですが、コーヒーが美味しくて、この雰囲気があれば、これで十分です。


こんな感じの駅全体を利用した喫茶店です。


ここで注文します。注文が終われば、ホームも含めて駅舎内部の様々な場所に席があるため、自由な場所でコーヒーを楽しむ事が出来ます。薪がズラッと並んでいますから、秋になると薪ストーブが出てくるような…。


メニューは、コーヒーと数種類のスコーンのみ。コーヒーは非常にあっさりしたタイプの味で飲みやすいです。今回は小豆の入ったスコーンを注文しましたが、甘さ控えめで美味しかったです。


コーヒーの値段も一杯300円ですから、喫茶店でコーヒーを飲むことを考えると、非常に良心的な値段。ドトールのMサイズより少し高いですが、スタバのTallよりは安いですから、立地条件を考えてもかなり割安なお店だと思います。それもあってか知りませんが、私達夫婦が行った時は、何人かのお客さんがコーヒーを楽しんでいました。


北海道の田舎の喫茶店の一部では、欧州の喫茶店と同様に野外の席が用意されています。ここの喫茶店は、周りに白樺林がありますから、新緑に囲まれてコーヒーを…という、ある意味非常に贅沢な時間を過ごす事が出来る訳でして…とても気に入りました。家に戻ってから調べますと、最近は置戸町のふるさと納税の返礼品としても、ここの喫茶店の豆を出しているようですし、長く続いて欲しいな…と心から思いました。


さて、折角の休暇も今日まで。明日は出張のため神戸に移動ですが、台風も来ているようですし、飛行機飛びますかね…。



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枝豆の束

北海道の片田舎では、もうそろそろ時期が終了してしまいますが、直販所などで枝豆の束が売られています。流石にスーパーなどでは、本州と同じように枝豆本体のみで売られていますが(値段は本州よりも安いと思いますが…)、直販所では、まさに『一束』という単位で売られています。


今回は『二束』購入。本州でも田舎の方ですと、こうやって売られていると思います。勿論、北海道の片田舎では、これが通常スタイル。


価格は場所などにも依りますが、今回は一束で150円。二束購入しても300円と非常にお買い得でした。当然のことながら、自分達で枝豆本体を枝から取り外さなくてはならないため、手間が少しかかるのが難点ではありますが、それでも枝豆をたくさん食べる事が出来て300円というのは、ありがたい話です。


なんとか一束分の取り外しが終了。


一束でボールに半分程度ですから、二束もあれば家内と二人で食べるには十分な量です。少し濃い目の塩味で茹でて…あとはビールのお供に。残念ながら、北海道の片田舎は既にだいぶ冷え込むようになっていますから、こうやって直販所で枝豆を購入して楽しむ事が出来る期間も終了ですが、今年もしっかり楽しむ事が出来ました。


ちなみに、ビールに枝豆…これ、海外からお客さんが来た時の定番のオモテナシスタイルです。特に欧州からお客さんが来ますと、奴等の国には枝豆という素敵な物が無いため、物凄く喜ばれます。最近は、向こうの酒場でも一部の場所で枝豆が食べられるようになった!などと主張しておりましたが、まだ非常に高価なようで…ザマァ~ミロ!(…って、うちの国はチーズなどが奴等の国に比べて高価なため…奴等からはよく『Serves you right! (ザマァ~ミロ)』などと言われますが)。出してやると、非常に喜んでくれます。こういう味覚は、万国共通なのかもしれません。



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吉野屋の牛重

仕事のため、今日まで東京に居ました。そして今日北海道の片田舎に戻ってきた訳ですが、今回はいつも使用しているANAではなく、JALで移動していたため、何処で昼食をとろうか…と考えたのが発端です。いつもはANAを使用しているため、羽田空港で食事を取る時は、国内線第二ターミナルを使用する事が多く、好きな店も大体決まっています。しかし今日使用するのは、第一ターミナル…。


普通でしたら、今日は第一ターミナルで適当に食事を…となる訳ですが、『まぁ、多少時間の余裕もあるから、第二ターミナルに移動して、アカシアでロールキャベツでも食べようかな…』と考えたのが最初の脱線ポイント。←この時点で、少し駄目人間の片鱗が出ているような…。


しかし次の瞬間、とても素晴らしい考えが頭の中に浮かびました。『どうせターミナルの移動をするなら、国際線のターミナルでもいいんだよな…。あっちで食事するか』←完全に駄目人間の発想です。そして、どうせ国際線のターミナルに行くのであるなら、あそこの吉野屋に行こう…と決めました。


知っている人も多いと思いますが、羽田空港国際線ターミナル内の吉野屋は、特別な吉野屋です。それは特別メニューの存在。国会議事堂内の吉野屋と、ここの吉野屋にしかないメニュー…『牛重』です。残念な事に、国会議事堂内の吉野屋は、通常の見学コースからは少し離れているため、気軽に牛重を食べようと思うと、ここしか無いわけでして…。


で、国際線ターミナルに早速行き、お目当ての吉野屋に突撃することになりました。メニューを開きますと…ありました。和牛牛重 1,240円。牛丼と言うよりも、すき焼丼のような感じですが、同じ吉野屋の定番メニューである牛丼との価格差が…。


メニューのど真ん中に掲載されており、注文していた人も結構多かったような…。ここでしか食べられないメニューですから。


そして待つ事5分程(普通の牛丼と違い、少し待たされます…。)。でてきた物は、こんな感じ。


流石に通常の牛丼と比べて、良い肉(和牛…らしい)が使用されています。


味…まずは、牛丼とは全く味付けが違います。牛丼よりは、甘味が強く、少し薄味仕立て。一般的な味付けのすき焼肉だけが載っている…ような感じですし、肉も通常の牛丼とは全く異なり、一切れ辺りの肉も大きいです(この辺りもすき焼をイメージしているような…)。さらに野菜…牛丼ですと玉ねぎですが、流石にすき焼をイメージしている牛重では、玉ねぎという訳にはいかず、ネギが使用されています。個人的には、こっちのネギはもう少し味が染みこんでいる方が…なのですが、これはこれでOK。


漬物は、吉野屋定番の浅漬け+キュウリの糠漬け?+しば漬け。これは可もなく不可もなく…なのですが、この漬物セットだけでも、一般メニューで売り出せよ!…とは思いました。はるか昔、国会議事堂内に吉野屋がOPENし、ここだけで牛重を提供します!という事が広く知れ渡った時、『国会議員だけ和牛で優遇しやがって…ふざけるな!』という声が結構あったと思いますが、手間+値段を考えると、全ての店で…という訳には行かないのかもしれません。


食べてみた感想…たしかに一般の牛丼に比べて肉質や味が違いますし、とても美味しいと思います。とはいえ、吉野屋で一食1,240円(量は普通)を出して、少し待つのか(一応ファーストフードの店ですし…)?となると、結構微妙なところもあります。まぁ、話の種に一度どうぞ…というのが正解な気もしますので、非常に限定した店のみで提供する…というのは、正解なのかもしれないな…と思いました。


羽田空港を利用し、少し時間がある時は、是非一度試してみてください。



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