北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

あれ?来年になってから?

中古住宅契約の日程が近づいてまいりましたので、今日は契約書などのチェックのため、不動産屋に出向きました。契約書の内容、重要事項説明書の内容、付帯設備及び物件状況確認書の確認を済ませ、あとは契約日の当日を待つだけ…なのですが、ここで不動産屋さんから衝撃のお知らせが(笑)。


勿論このお知らせは、先日の住宅ローンの予備審査の結果ではありません。住宅ローンについては不動産屋さんに全て手続きを任せていましたが、申請の翌日には銀行からOKが出るという、不動産屋さんも驚く程のスピード解決(流石に、あの額の住宅ローンで却下されることはないだろうと、私も不動産屋さんも思っていましたが)。


その衝撃の知らせとは、リノベーションの時期に関するものでした。実は今年の北海道、もう雪が降りました(笑)。当初、工務店さんもなんとか年内に外壁や屋根も含む工事が開始出来るだろうと想定していたのですが、このあまりにも早い降雪のため、ちょっと拙い…という事になったようです。


特に今回は、屋根の葺き替え工事も入っています。屋根の葺き替え工事中に雪が降るとかなりやっかいな事になるようでして、それらもあって工事開始は…なんと来年の3月ごろ(笑)。同席していた家内が思わず小声で「エッ」という感じでした。勿論、私もビックリです。


とはいえ、こればかりは工事を請け負う工務店さんの都合もあるでしょうし、ここまで誠実に対応してきてくれた工務店をこの段階で代えるというのも、考えられません。今回の中古住宅購入の時もそうでしたが、どれだけ情報社会が進んだとしても、最後は結局、人の繋がりに帰結する訳ですから。そして今回の新居について、たしかに早く新居で住みたいな…という気持ちはありますが、是が非でも年内に引越し…とか、1月や2月に引越しという程、逼迫した状況ではありません。つまり私達夫婦側には、待つことが出来るという時間的な余裕がある訳です。


また、3月頃に工事開始という事は、内装工事、外壁工事などを全て完了するとなると、おそらく新居への引越しは5月の終わりか6月になると想定出来ます。という事は、北海道の厳しい1月や2月といった、雪が降り積もる時期の引越しを避けられること、工務店さんとリノベーション計画を詳細に詰める時間が出来る点など、メリットもあるな…とも思えてきました。(この間に自己資金も更に増えますから、最終的なローンの額も減りそうですし…)


唯一心配だな…と思うことは、新しく購入した中古住宅を無人のまま、11月から3月まで置いておかなくてはならない事でしょうか。とはいえ、今住んでいる場所から徒歩で数分の場所にありますから、時々新居に行き、晴れている時に窓を開けて換気するだけでもなんとかなるのではないか?とも思うわけです(どうせ、水道管やガス管の交換も含めて全面的にリノベーションする訳ですから)。


あまりの事に、家に戻ってきた家内は「あぁぁぁぁ…」などと騒いでいましたが、人生万事塞翁が馬という言葉もあるように、これで良かった…となるのかもしれません。いずれにせよ、じっくりと腰を据えて新居を待とうと思います。


明日は昼間に、札幌に仕事のため移動しますので、折角なので時間が空いたら、札幌で少し新居に入れたい家具でも見繕うかと思います。




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書斎スペースで使いたい椅子

仕事柄、帰宅後も色々と書類作りなどをする事が多いため、新居には書斎スペースが必須だな…と考えています。とはいえ、一室を書斎スペースとして利用するのではなく、LDK部分を広めに確保しておき、背の低い本棚のような物で区画を分けるだけのオープンスペースな書斎にしたいな…と考えているため、厳密な意味での書斎とは少し違うかもしれません。


このようなオープンスペースの書斎。以前も書きましたが、私が東欧の小国に赴任していた際、向こうの上司の家にこのようなオープンスペースの書斎がありまして…。当時の上司曰く。「夫婦二人で住んでいるから、仕事に疲れて顔を上げたら、お互いの姿が見える…これくらいの距離感で仕事が出来るスペースが自分にとって一番望ましい」とのこと。私のところも家族構成は同じですし、たしかにこれくらいの距離感(同じスペースには居るけど、一応区切りはしている。ただし顔を上げるとお互いの姿が確認出来る。)というのが良いかな…と私も家内も思っているため、このタイプの書斎スペースを想定した間取りを考えています。


この書斎スペースには、大型の本棚が入ると思うため、これを設置するためにその部分の耐加重を上げる事は、既に工務店さんにお願いしています。一般的な木造住宅の耐加重は180kg/m2程度ですから、流石に大型本棚を導入しようと考えると、少し心もとないですから…。


また導入する机の大きさや、パーティションを入れる場所についても大体考えが纏まったのですが…大事な事が残っています。そう「椅子」なんですよね…。仕事柄、職場でも座って作業する事が多いため、自分の居室には、メインで使用する『きちんとした椅子』と小会議用の『簡易的な椅子』の両方を入れています。そして…きちんとした椅子の威力は、身に染みて実感しておりまして…。以前普通の椅子を使用していた頃は、かなり腰痛に悩まされていたのですが、新しい椅子を導入してからは腰痛がほとんどなくなり、非常に良い状態で仕事が出来ています。たかが椅子、されど椅子です。


ということで、今回の新居の書斎スペースに入れる椅子…どうしようかな…と少し迷っています。職場で自分が使っている椅子を入れるのか(これを入れてしまうと、間違いなく10万程するため、少々予算が…)、もしくは小会議用に使用している程度の簡易的な椅子を入れるのか(こちらなら、予算的に全く問題なし)。


普段職場の自室でメインに使用している椅子はこれ(エルゴヒューマン)。腰の部分が完全にフィットするので、腰に負担はかかりませんし、リクライニング機能や首部分へのフィット感も最高です。お値段は高めですが、それだけの価値はあるような…。



こちらは同じく自室の小会議用スペースで使用している椅子。こちらも座り心地は良いのですが、メインで使用している椅子程のフィット感はないため、長時間座っていると流石に疲れます。


まぁ、リノベーションで使用する金額如何になりそうですが、可能であれば職場でメインに使用している椅子と同じ物が入れたいな…と思っています。(家内の説得が出来るかにかかっています(笑)。)最近は、同じタイプの椅子でもオットマンを内臓しているタイプもあるようでして…これを使用すると更にリクライニング機能が充実…なのですが、これを購入したら、おそらく家内は「私にも同じ物を買え!」と言い出しそうですね…。


リノベーションの見積もりが、そろそろ今週中くらいに出てきそうですから、最終的にはそれを見てからの決定になりそうですが、なんとか椅子だけは良い物を購入したいところです。…同じような理由で、ソファーも高い買い物になりそうな気が…。



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駄目人間達の憩いの場

今回はリノベーションの記事ではなく、駄目人間のお気楽日記となっています。今回、静岡にて土日の仕事がありましたが、今回の仕事は懇親会的な側面も強いため、通常の仕事が終わった後に、浜名湖の湖畔のホテルで全員宿泊(宴会)となりました。ここは、我々駄目人間達の定宿でもありまして、海外からの人間が居ても、このホテルに宿泊して温泉を楽しみながら親交を深める…な感じで使っています。


今回は日本人達だけの会でもあったのですが、温泉という場所は、現世の肩書きが何であれ、全ての人間を駄目人間化させる場所でありまして、普段は「先生」と呼ばれている人達であれ、一度温泉に入れば「ヴァァァ…えぇ湯やな~」な感じで、等しく駄目人間化するわけです。そして今回のブログ記事なのですが、勿論この温泉も我々駄目人間達にとって憩いの場ではありますが、世の中には更に洗練された駄目人間の憩いの場がありまして、それを紹介したいと思います。


ちなみにこの温泉宿、浜名湖からの日の出を楽しめる場所としても有名なホテルなのですが…。夜中まで飲んで騒いでいる我々駄目人間達は、今回「も」誰も日の出を見る事が出来ませんでした。


起きた時には、この通り。既に太陽は昇っています(笑)。


北海道の片田舎に住んでいる私が、この会に参加するためには、中部セントレア空港を利用する訳ですが、この空港にはとんでもない罠が仕掛けられている事でも有名です。類似した罠は、成田空港にもあるのですが、このセントレア空港の罠は非常に強力でして、私を含む駄目人間達の心を鷲掴みにしているわけです。その罠というのは、成田空港の場合ですと、海外出張の長期フライトの後、熱いシャワーを浴びてから帰れる…という至福の時を過ごせるシャワールームがありまして…。そしてこのセントレア空港には、本物の温泉があります。


しかもこのセントレア空港の温泉、飛行機待ち、もしくは到着客を想定しているため、入浴料にタオルセットが最初からついています。とはいえ、その分お値段も通常のスーパー銭湯よりも高めの約1000円。そして、この強気の値段が一つの理由なのかもしれませんが、子供がほとんど居ないため、ノンビリ静かに温泉を堪能することが出来ます。特に午前中にこの温泉に行こうものなら、温泉の中は我々駄目人間達の憩いの場と化しており、駄目親父達が温泉につかりながら、飛行機が飛んでいく様子を眺めている様を見る事間違いなしです。


更にこの温泉、値段が値段なため、設備はかなりしっかりしています。足の裏と腰の部分、計四箇所に強力な水流を当ててくれる寝湯浴槽が完備していますし、勿論サウナも完備です。しかも、我々駄目人間達にしてみると、そこに移動する事さえ億劫なため(メインの風呂に入って、ボーッと飛行機を見ているだけで十分なのです)、これら素晴らしい設備は、ほぼ空いていまして…まさに駄目人間達にとっては、至福の時が過ごせるようになっている素敵な場所だったりします。


私にとっても、ここは大好きな場所ですから、今回も少し早目に空港に到着し、早速「風(フー)の湯」(←一応、これが正式名所なのですが、「フーの湯」という名前からして、駄目人間の憩いの場にふさわしい名前になっています。)に突撃。今回もいつもと同様に午前中に入浴ですから、客は全て駄目人間達ばかり。そしてこれもいつもどおり、皆さん飛行機が飛ぶ姿をボーッと温泉につかりながら見ています。


ただ今回は珍しい事が起きました。私はここの寝湯浴槽が大好きなので、早速そこでボーッとしていた訳ですが、お隣の駄目人間さんから話かけられました。おそらく同属の匂いを敏感に嗅ぎ取ったのだと思います。


「いやぁ、ここの湯は本当にいつもいいですな~。そちらはこれから飛行機ですか?」


「えぇ、これから北海道に飛びますわ。私もここ大好きでよく利用していましてね…。そちらは到着ですか?」


「えぇ、やっぱり到着して温泉というのは、至福の時ですな~。しかも出張帰りで女房子供が居ないのが急かされなくて、またいい!」


「ははは…いやいや、よく分かりますわ。」


…まさに阿吽の呼吸、駄目人間同士の会話です(笑)。しかしながら、この人も外ではキリッと背広を着て、飛び回っているサラリーマンのようですし、温泉の中だけでもノンビリしたいという気持ちは痛いほど分かります。という事で、世の女性の皆様には、偶にはノンビリしたいという我々駄目人間達の気持ちも、少し考慮してもらえたらな…と思うわけです(笑)。


ちなみに、私は温泉から出た後は、直に出発ロビーに向いましたが、会話をしたサラリーマンの方は、更なる駄目人間道を究めるべく、生ビールを注文していました(笑)。いずれにせよ、温泉というものは我々日本人にとって(実は海外からのお客さんでも、日本の温泉に入りますと、等しく駄目人間化するのですが…)、至福の時であり、憩いの場でもある事は間違いないようです。


ということで、リノベーションをする時のお風呂の選択は、やはり大事ですね(笑)。




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