北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

不用品の処分

先日の突然のトラブルも無事解決し、工事開始の日程、そして中間金の件についても話がまとまりました。工務店さんが実際にリノベーション工事に入るのは、明後日の木曜日からと決まり、まずは不用品などの処分作業から始まるそうです。新築の場合は、基礎工事にかなりの時間が必要となりますが、リノベーション工事の場合はこの作業はほとんどありません。


しかし基礎工事が必要ない分、リノベーション工事前に不要な物を全て処分しなくてはいけません。例えば今回の工事であれば、水周り関係は全て新品を入れますから、これらの処分が必要です。また、現在設置されている灯油ボイラーなども処分しなくてはいけませんし、ガス管や水道管も新しくするため、場合によっては古い管の処分も必要です。


そしてこれらの作業が終わりますと、次は壁を剥がしたり床を剥がす作業などが待っており、かなりの量の廃棄物が出るのだろうな…と考えています。しかし、新居でもそのまま使用する物品もあるため、これらの物品については予め工務店さんと相談をしておかなくてはいけません。今回の工事では、契約上は私と不動産会社が契約、そして不動産会社が工務店を使うという形にしています(工務店との直接のトラブルを避けるため、一つバッファーを挟んでいます)。そのため残す品物については、不動産屋の担当者に文書の形で渡すことにしました。


まずは現在の階段に設置されている手摺。これは前の持ち主さんが設置していた物で、私達夫婦としても残した方が、後々良さそうだなと考えていた品物です。また、前の持ち主さんが残しておいてくれた物干し竿もそのまま使おうと思っていますから、これも残してもらわなくてはいけません。


このような感じで階段に手摺りがきちんとついているため、これは流用する予定です。


また中間金の話を進めていく中で、工事の予定などについてもだいぶ見えてきました。工務店さんからは、水周りの物品を入れる際の料金を中間金として入れて欲しいとの要望が来ました。そしてその支払いは、5/10頃を考えて欲しいとも言われています。水周り関係の物品(システムキッチン+ユニットバス+トイレ)の納品が次の週の始め頃のようですから、それまでにはそれらの物品が配置可能な状態になっている…つまり間取り変更などの工事が終わっている予定のようです。明後日からの工事開始ですから、あっという間に進んでいくな…という印象を持ちました。


工務店さんからは、いつでも見学に来てもらって構わないとも言われていますので、職場も近いことですし、時々様子を見に行こうと考えています。



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トラブル発生?

今日の午前中、不動産屋さんからの少し焦った感じのメールが届きました。曰く『直接お会いして、相談したい事がありそちらに伺いたいですから、空いている時間を教えてもらえませんか』とのこと。すでに着工日も粗方決まり、契約も結んだこの時期に何かあったか?と考えましたが、思い当たる節はありません。また通常であれば、『○○の件について相談した事があり…』となる連絡文が、相談する内容も書かれていません。どうしたものやら…な感じです。


とはいえ、緊急の要件があることは間違いないようですし、幸いにも夕方頃に時間を作る事が出来そうでしたから、職場の私の部屋に所定の時間に来てもらう形で予定を調整しました。そして夕方頃、約束の時間に不動産屋の担当者の子が私の居室にやってきましたが、かなり焦った様子でした。


ひょっとして工事の延長?流石にこの条件は飲めませんので、もしこのような事を言い始めたら、契約書を盾にゴネル気満々でしたが(笑)、用件は全く想像もしていない案件でした。


「すいません…以前の相談の際、そして契約書には着手金や中間金を取らずに、最後に一括での支払いという事でしたが、工務店さんの方がここの所大きな案件が立て込んでおり、運転資金に少し問題がありまして…。そこで契約内容とは少し異なってしまうのですが、工事の中頃に中間金のような形で、少し用意してもらうことは可能でしょうか?」


この件には、少し前振りがありました。以前、工務店さんや不動産屋さんとリノベーション工事について相談していた際、私の方から『着手金と中間金はどの程度と考えておけばよいですか?』と聞いた際、『最後に一括で構いません。』との回答をもらっていました。そして契約書もその際の話を元に作られていたため、工事終了後に全ての支払いを行うという形で契約を結んでいます。


とはいえ私達夫婦にしますと、どの段階であれ最終的にお金を払う事は変わりませんし、元々ほとんどローンも組んでいませんから、ある程度の額であれば工事の中頃に支払う事は問題ありません。また、元々着手金や中間金を払うと想定していた訳ですから、これについては特に問題がある…とは感じませんでした。


それらの事情もありましたから、この件について私は了承しました。ところが、ここで一つ大笑いな話が待っていました。工務店さんも不動産屋さんも、元々自分達が言った事ですし、契約書の内容もそのようになっていたため、私が非常に難色を示す or 断ると考えていたようです。そのため…実際に中間に支払う額を決めていなかった事が判明(笑)。流石に中間金の支払い額が分からない状態では私も承諾出来ませんので、私からの回答は『工事の中頃に一定額を支払う事は問題なし、ただし必要額をまず決めてもらった上で改めて返答する。』としました。


おそらく着工が来週の月曜日前後ですから、その辺りで実際の必要額も出てくるでしょうし、一般的に言われている中間金の割合を考えれば、問題のない額だと思います。それにしても契約を結んでから、このような事もあるのだな…と少し驚きましたが、不動産屋さんの子もホッとした表情でしたから、結果的には丸く収まった感じがします。いずれにせよ、契約書自体は有効ですから、これについてはお互いに覚書を作成して対応することになりそうです。



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近所への挨拶まわり

工務店さんからの連絡で、リノベーション工事が4月の10日前後から開始ということが決まりました。前後ということで、最速で今週の土曜日頃に少し入る可能性があるとも連絡があったため、昨日の日曜日に、菓子折り持参で近所への挨拶回りに行ってきました。たしかに私の実家がある名古屋と比べて、北海道の家々は距離が多少離れてはいるものの、工事が始まれば昼間はかなり五月蝿くなることは間違いありません。ですから工事開始前に、一通りの挨拶だけはしておきたかった…というのが理由です。


私が今度居住する場所は、昔の新興住宅地。私が居る北海道の片田舎の現在の新興住宅地は、私の職場から少し離れた場所に位置するため、新居を探す時点でその選択肢には入っていませんでした。そして昔の新興住宅地ということは、現在居住している住民は、私達夫婦からすると、一世代から二世代古い世代の人間です。よく近隣の住民事情について書いている文章を見ますと、同じ世代同士の方が良い…というものから、違う世代の方が楽だ…と様々な意見が見られます。


これは様々な要素が絡むため、一概にどちらが良いか?というのは難しい疑問なのですが、私の場合を考えますと、世代が違った方が楽だろう…という結論になったことも、この昔の新興住宅地に中古住宅を購入する理由の一つになります。都会の場合は、近隣住民とは極力関わらないようにする…というのが当たり前の考え方になりますが、生憎ここは北海道の片田舎。しかも古い世代の人達からしますと、『○○さんは、何処にお勤めなの?』のような感じで、勤め先まで聞いてくるのがデフォルト…。逆に言えば、このような個人的な質問に耐えることが可能+彼等の価値観的に堅い職業orステータスのある職業に就いている…この二つの条件が成立する場合に限り、古い世代の住民が周りに多い事は、それ程苦にはならない訳です。


また同世代同士であれば、様々な比較をしたがる人達も居ますが、流石に二世代も離れてしまいますと、そのような比較は無意味ですし、彼等の価値観的に『?』がつく行為があったとしても、彼等自身に不利益が及ばない限り、『まぁ、あそこは若い方達だからね~』で、終わってしまう訳で…実は付き合い方さえ間違えなければ、違う世代の人が隣人の方が楽な気がするのです。


ということで、今回の挨拶回りは、それなりにきちんとした格好で、半分仕事モードで完了(笑)。一部留守宅もありましたが、工事で迷惑を被りそうな隣人には全て挨拶は出来ました。驚いたのは、私達が自己紹介する前から『あぁ~、今度越してくる△△にお勤めの、○○さんだね。これからよろしくお願いしますね。』と言われた事。おそらく今回家を売ってもらった前の持ち主さんが、私達夫婦の事を話してから移られたようで…もう職場までバレテ~ラ(笑)。


どうやら前の家の持ち主さんが、私達夫婦の事をかなり良く言ってくれていたようで、非常に楽な挨拶まわりとなりました。やはり0から出発よりは、多少であっても+からのスタートは本当に楽だな…と思い、改めて今回の家を売ってくれた前の持ち主さんには感謝したいと思います。



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