北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

束の間の休暇

今年の春は、家内の親と会うために京都で休暇。とはいえ、京都に居たのは一日のみ。実際は関東の方で遊んでいたわけですが、あっという間の休暇となりました。今日から再び仕事に復帰です。日付はいつのまにか三月も終わり。予定では四月に入ったら工事開始ですから、そろそろ工務店さんの方も準備を始めているのだと思います。


それにしても、折角氷の世界である北海道の片田舎から脱北した筈が、本州も季節外れの寒波…勘弁してください。とはいえ、この寒さがあったが故に、京都では美味しく湯豆腐を食べることが出来ましたし、遊び先の茨城の大洗では最後のあんこう鍋を楽しめた訳で、良かったのか悪かったのか。残念ながら、桜には少し早かったようですが(京都では少し見ることが出来ました)、梅の花は見ることが出来ましたし、まぁ良かったのだろうと思います。


三十三間堂の桜は綺麗でした。


茨城の弘道館の梅


夜のお茶屋街(ここは祇園ではありませんが、非常に落ち着いた雰囲気で好きです。)


湯豆腐は家でも時々夕食として出てきますが、何故か知りませんが外で食べた方が美味しい不思議な料理です。京都のタクシーの運転手さんが言うには、豆腐の良し悪しよりも、温度が効くようですよ…とのこと。やはり豆腐だけを鍋に入れるため(家庭では、最終的に他の野菜なども入れますが)、豆腐に最適な温度に出来る…というのが良いらしいです。とはいえ、こればかりは家でやる訳には行きませんし(やっても良いのですが、豆腐だけの夕食は味気ないですし、家内が他のおかずをわざわざ作るとは思えない訳で…)、外で食べる醍醐味なのかもしれません。


やっぱり豆腐だけの湯豆腐は格別。


また、あんこう鍋。これ私はかなり大好きな鍋です。とはいえ流石は本場、大洗のあんこう鍋は味付けが非常に良かったです。私が普段食べるあんこう鍋は、少し薄味の物が多かったのですが、ここのあんこう鍋はかなり濃い目&ゆずが効いている…ということで、濃厚な味なのですが、あっさり食べる事が出来ました。あんこうは肝が美味しい事で有名ですが、やはり鍋の時は皮やその周辺の歯ごたえが堪らない訳でして、私も家内も大満足の休暇となりました(私としては、某戦車アニメの聖地も楽しめましたし…)。


本場のあんこう鍋


某アニメの聖地だけあって、未だにこんな感じ。


そして再び北海道の片田舎に戻ってきた今日…また雪…もう勘弁してください(笑)。流石にこの時期の雪は直ぐに溶けるのですが、これ以上工事が遅れるのは、勘弁して欲しいです。とはいえ契約書の日程もありますから、おそらく来週頃に工事開始かな…と思っていますが、どうなりますかね…。



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ようやく仕事が一段落

毎年の事ながら、この年度末の時期は仕事が忙しくなります。とはいえ、その忙しさも先週末にようやく一段落しました。この一ヶ月程、新居の事は完全に頭の片隅に行っていましたが、ようやくこれで少し新居の工事について考えられるな…ということで少しホッとしています(とはいえ、新年度が始まればいろいろと厄介ごとが出てくる訳ですが…)。工務店さんからは、四月に入ってから工事開始と聞いていますから、今のところ特に進展はなく、待っているだけですが、明々後日から本州にしばらく戻りますし、おそらくあっという間に四月になり、工事開始という運びになりそうです。


そんなようやく落ち着いてきた今日この頃ですが、昨日の祝日を使って、少し遠出をして遊びにいってきました。幸いなことに、ここ数日晴天が続いていましたので、路面は乾いていますし、特に追加の降雪もありませんから、峠を突破する事も難しくないだろう…ということで、今回は道東の屈斜路湖に近い、川湯温泉まで車を走らせることに。


途中の山道もこんな感じで、道の両端は未だに雪の壁はありますが、路面は完全に乾いていたため、非常に運転は楽でした。また雪の白と空のオホーツクブルーが非常にマッチしています。


川湯温泉は、これまでにも何度か行っていますが、この辺りでは珍しい強酸泉の温泉です。一応pH = 1.4程度ということですから、秋田の玉川温泉や、群馬の草津温泉のような感じです。


ちなみにこの温泉、鉄釘を入れると数日で溶けるとのこと…(まぁ、pHを考えれば当たり前なのですが…)。また、温泉を楽しんだ後は、かならず通常の湯で体についている温泉の水を流さなくてはいけません。とはいえ、アレルギーなどには非常に効能があるようで、私も家内も非常に好きな温泉の一つです。


とはいえ、今回は宿泊して温泉を楽しむ…という目的ではなく、実はこの地にあるレストランで昼食をとる…というのが主目的。ここ川湯温泉には、駅舎の待合室を利用した『オーチャードグラス』という非常に有名なレストランがあります。夏の観光シーズンに行きますと、かなり待たされる事を覚悟しなくてはいけないため、オフシーズンである今が丁度行き時。オフシーズンに気兼ねなくこのような場所に行けるのは、北海道の片田舎に居住している特権かもしれません。


ここの名物は、ビーフシチュー。ビーフシチュー自体はこの周辺の様々なレストランで楽しめる定番料理ではあるのですが、コストパフォーマンス、そしてレストランの雰囲気などを考えると、オーチャードグラスに軍配が上がるような気がします。


古い駅舎内の待合室をレストランに改良しているため、内部は非常に趣があります。またレストランの座席も昔風の席になっており、この辺りも好きなところです。


ということで、本州に帰る前のちょっとした休暇を楽しむ事が出来ました。次にこの辺りに来る頃には、雪は完全に溶けているのだろうな…と思います。



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北海道の家の特徴?

つい先日、本州に居る知り合いと家のリフォーム工事の話で盛り上がりました。その中で、私が今回行うリノベーション工事の話も話題に出たため、現在の計画である一階部分は一部屋に間取り変更することを伝えたところ、「大丈夫か?」という反応が返ってきました。たしかに本州の家の場合でしたら、この懸念は非常にもっともです。


「そんな大きな部屋にしてしまったら、エアコン代凄いことにならない?」


たしかに、本州でこの種のリフォームをする際、なるべくエアコンを使用する容積を小さくすることで、エアコンに必要な電気代を節約する…そのため、部屋は小分けしておいた方が良い…というロジックはよく分かります。これは、どれだけ断熱性能に優れた家でも、冷したり暖める容積を減らす事は効果的ですから、エアコンを常時使用することを考えれば、至極もっとも理由だと私も考えています。


とはいえ、今回の私の家のようにパネルヒーターを使用して、家全体を暖める…という考え方をする場合、小分けにする必要は特にない訳でして、この辺りは最初からセントラルヒーティングシステムを使用する前提の場合、話は変わってくるのだな…と思う訳です。


また、ここ北海道の片田舎では、最近でこそ夏にエアコンを使用する家が増えてきていると思いますが、私個人の感覚からすると、夏もエアコンは不要だな…と考えていまして、新居でもエアコンを設置する予定は現在のところありません。といいますのは、たしかに夏の昼間はかなり気温が上がる事がありますが、窓を開ければなんとでもなる&日が沈めば一気に気温が下がるため、場合によっては暖房が必要…な状態でして、とくに必要性を感じていないことが原因です。まぁ、年をとったら必要になるかもしれませんが、その頃には本州に戻っているような気もするわけで…。


以上のことをその知り合いに話したところ、非常に納得がいったらしく「やっぱり北海道は外国だね~。」などと言われました(笑)。また最近の住宅事情や、今後の技術の進歩、規制の拡大などについて話が拡がったのですが、おそらく新築の個人住宅は、今以上に省エネのための断熱性能が求められていくのだろうね…ということで意見が一致(お互いにこの辺りの事情は、仕事柄ある程度知っていまして…)。


ということは…今以上に建材の費用が嵩む訳ですから、さらに最低限必要な住宅の値段が上がって行くのだろうな…と思います。私は少し古い人間のため、今の最新住宅では当たり前の『窓は開けないことが前提』という考え方よりは…夏の暑い日は窓を開けて風を室内に入れたい…などと考えていますので、今回中古住宅をリノベーションするという選択肢は、経済的な利点は勿論ですが、自分の考え方にも合っていたのかもしれません。また、最新の断熱設備など技術的には非常に興味があることは間違いないのですが、実際にそこまで使うか…となると、費用対効果的に迷ってしまう私は、たぶん心底貧乏人なのだと思います(笑)。



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