北海道での中古住宅リノベーションへの道

北海道で中古住宅を購入し、リノベーションを行うまでの道のりを紹介します。また、日々の生活について書いている事も。

施主による点検日

長かったリノベーション工事も終了し、引渡し前日の今日、施主である私達夫婦による最終点検日がありました。とはいえ、普段から工事現場に遊びに行っており、その都度工事を見ていましたから(水平機を使った測定もしていましたし…)、工事の不備の点検というより、それぞれの設備が予定どおり配置されているか?また床下点検口の部分もきちんと断熱材が入っているかなどといった、形式的な物に終わりました。



途中、サッシ屋さんも来まして、リフォームドアの取り扱い方法(丁度サービス期間のため、知らない間にe-エントリーと呼ばれるワンタッチ施錠がついたため、それの説明)の説明、そして工務店さんからは今後のメンテナンス工事が必要になりそうな大凡の時期などの説明もありましたが、特にこの段階では問題も出ずに終了。これで明日は、銀行内での手続きに問題が起きなければ、何事もなく引き渡しとなります。


昨日に美装工事も終了していたため、内部のフローリングなども非常に綺麗になっており、ようやく私達夫婦も完成形を見ることが出来ました。ほぼ私達が計画していた通りの仕上がりとなっており、最初の予想図がそのまま形になった…と思いますと、中古住宅のリノベーション工事とはいえ感慨もひとしおです。


北海道の片田舎では非常に重要となる、冬の快適性のための断熱については、結局現在のこの辺りの標準的な施工である床下150 mm、天井300 mmのグラスウールとなりました。また新設した窓は三協アルミのスマージュ、そして古い家からの流用部分はプラメイクの導入による三重サッシ、ドアは三協アルミのノバリス(K2仕様)となり、ほぼ現在の北海道の片田舎の標準的な断熱性能の家になったな…と思います。そういう意味では、導入したパネルヒーターは少し過大な性能になっていると思いますが、真冬の室温維持だけではなく、室温を上昇させる事も可能な性能…となりますと、丁度良い性能になった…と言えるかもしれません。


そして折角の施主による点検日でもありましたから、職場に転がっていた自分のサーモグラフィを持参して、隙間が空いていないかのチェックも実施。当たり前のことですが、隙間は空いていませんでした(笑)。ついでに窓部分の遮熱機能についてもサーモグラフィでチェックしましたが、窓部分は壁の性能には及ばないため、多少の温度分布はあるものの、ほぼ想定どおりの分布でした。すなわち当初の計算どおりの範疇に収まっていたため、これも非常に満足です。改めて今回の工事を担当してくれた工務店さんには感謝です。


ちなみにサーモグラフィで測定しますと、このように見ることが出来ます。見かけ上温度分布が広そうに見えますが、測定温度レンジが狭いため、この分布なら問題なし。久しぶりに使用しましたが、きちんと動作してよかったです。その内冬の寒い日にでも、それぞれの窓の性能チェックをしてみようと考えています(この場合は、断熱性能になりそうです)。


手前がスマージュ、奥が三重サッシの旧式窓。流石に三重サッシにしますと、遮熱という点では、新型の窓とそれほど性能は変わらないな…という測定結果になりました。窓直下の床部分は少し温度が低くなる(日光が直接当たっていない)傾向がありますが、パネルヒーターの熱源がその場所にあるため、冬については問題ありません。


明日の午前中はいよいよ引渡し日。そして明日の午後には、一部の新規家具の搬入も始まります。これから引越しまで1週間ちょっとですが、ここからは慌しい時間になりそうですね…。ある程度時間に余裕が出来ましたら、Web内覧会をやってみたいと思います。



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北海道の片田舎のエアコン事情

ここ北海道の片田舎では、真夏の昼間となれば30℃を越える日もありますが、日が沈み夜になると、そのような真夏日でも気温は20℃程度…場合によっては20℃以下に下がる事もあります。そのため、最近でこそエアコンを導入している家庭も出てきましたが、多くの家庭では未だにエアコンを入れていない状態だったりします。


また寒冷地であるため、通常のエアコンを冬に使用する事は出来ません。そのため多くのメーカーでは、パワーを強力にし、更に室外機も工夫した寒冷地仕様のエアコンを販売しています。この寒冷地仕様のエアコン、おそらく日本で最も極寒の地である、道東の陸別町などで運用試験を行っており、非常に良好な結果が得られたとか…。それまで灯油ボイラーが主流だった北海道の暖房事情も、だいぶ変化してきました。



こういうタイプの寒冷地仕様のエアコンです。


ちなみに我が家では、エコジョーズを用いたセントラルヒーティングシステムを導入しており、冬の暖房はガスボイラーとしています。また本州出身者としては、夏にエアコンが必要…とはとても思えず、エアコンを導入する予定はありません。


今日…何の因果か分かりませんが、休日出勤…。しかも私だけに限らず、多くの同僚達も揃って休日出勤です。そしてその仕事の合間に、このエアコンの件が話題にのぼりました。


本州出身の同僚A「○○さん。そういえば、もうすぐ新居ですよね?エアコン入れるのですか?」


私「いや…流石にこの環境だと、いらないと思うから、入れないよ。」


A「そうですよね~。うちも結局入れませんでしたし…。」


道内出身の同僚B「え~、○○さんも、Aさんもエアコン入れないのですか?よく我慢できますね。うち、つい先日入れましたよ。」


A「いや…流石に本州と比べると、夏の事情が全然違うし、ここならエアコンいらないよ。」


私「そうそう。夏でも日が落ちた後に窓を開ければ涼しい…というか、肌寒いくらいだからね。」


こんな感じの話になりまして、色々と聞いてみると、道内出身の同僚達はそれなりにエアコンを導入しているようですが、本州出身の同僚達は、私も含めてほとんど導入していない事が判明。どう考えても、本州の夏を経験してきた私達にすると、ここ北海道の片田舎の現状で夏にエアコンが必要…とはとても思えないんですよね…。夜に窓開けて風を入れれば、あっという間に20℃程度にはなってしまいますし、昼間でも湿度が低いため、風が入るとかなり涼しいですから。


勿論、最近の新しい住宅は窓を開けない前提で設計されている事も理解していますが、やはり個人的には、北海道での夏くらいは自然に任せたいな…という気持ちが非常に強く、おそらく新居でも同じように対応する事になりそうです。しかし…考えてみれば、ここ北海道の片田舎では、エアコン無しでも夏問題ない訳ですから、冬に二倍のエネルギーを暖房に使用しても金額的には、トントンのような…。


以前実家の両親からこの件で聞かれたことがありました。『お前…北海道の冬寒いだろ?暖房費、凄い事になるのか?』と。実際に暖房に使用した燃料費(現在は灯油暖房を使用しているため、灯油費)を見てみると、たしかに冬の間はそれなりの額になってはいるものの、夏の電気代が上がるような事がないため、トータルで考えると実は安上がりになっているような感じもします(エアコンを使用した際の電気代は馬鹿にならないですからね…)。


そういう意味では、北海道出身の同僚達が、『冬は半袖で過ごせるレベルに室内を暖める!』などと言っていましたが、夏にエネルギーを使用していない分、まぁいいか…と考えても…なのですが、最近奴等はエアコン使っていますから、やっぱり駄目ですね(笑)。


今後、更に性能の良いエアコンが出てくれば、北海道の片田舎でもエアコンのみで過ごす…という家も増えてくるかもしれませんが、私個人としては北海道に居る間は、エアコン無しで暮らす事になりそうです。





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住宅ローンの手続きと目標額との比較

新居の引渡し日を来週に控えて、本日住宅ローンの手続きを行ってきました。このブログで最初に書きましたように、今回の新居購入は総額2,000万円以内を目標として、中古住宅+リノベーション工事を計画していました。この金額ですとそれ程大きなローンを組む必要がないため、無理をせず5年以内に住宅ローンが返せる(目標は3年以内の返済です)という理由もありますが、将来本州に戻る事を考えると、この件はこの金額で終わらせる事が安全だな…というのが主な理由になります。


そのため職場の同僚達からは『○○さん、そのローンの金額は普通住宅ローンと言わないよ?車のローンだよね。本州に戻る気満々だよね。』などと言われていますが、流石に年をとってからの北海道生活は、偉大なる田舎である大名古屋帝国人の私には大変なので、こればかりは…。


さて、そんな事もあり早速今日は銀行に行き、住宅ローンの手続き、そして来週の決算日に自動的に振込みを行う手続きをしてきました。そのため、今日の時点で全体の出費額がほぼ確定したな…と思い、目標を達成出来たのかをチェックしてみます。



中古住宅購入:5,451,210 円
 中古住宅 :5,000,000 円
 仲介手数料:226,800円
 登記費用 :110,280円
 火災保険料:113,630円
 契約書の収入印紙:500 円


不動産取得税:0 円


リノベーション工事関係:13,598,481 円
 工事代金:13,289,583 円
 照明器具:83,958 円
 カーテン購入代金:224,940 円


住宅ローン関係:272,790円
 抵当権設定のための登記費用: 68,190 円
 銀行融資事務手数料:86,400 円
 契約書の収入印紙:10,200 円 
 融資代行手数料:108,000円


 引越し関係の費用(予定):170,640 円
 引越し代金:64,800円
 家具処分費用:105,840 円



総額:19,493,121 円



今回の新居購入に合わせて家電製品などの更新もしていますが、これは新居を購入していなかったにしても今年更新予定だったため、この金額は計上していません。ただ今回の新居購入が理由で一部の家具を購入しているため、それらを考えると…



本棚×3:103,422 円
ソファー:235,000 円
書斎用の椅子×2:168,000 円
書斎机×2:47,154 円
ローテーブル:58,300 円
郵便ポスト:4,980 円


計 :616,856 円


合計で20,109,977 円となります。11万円程の予算overとなりましたが、大体目標額になったのではないだろうか…と思います。後は現在居住中のあばら家を引き払う際に、どの程度取られるか…という部分が不明ですが、流石にこの部分で数十万必要になる…というのはあまり考えられないため、今回の金額で大凡の額が確定したと考えて良さそうです。


引渡し日はまだ来週ですが、今回の住宅関係の件で感じたことは、よく他の人達が記事で書いているように、実際の購入費や工事費以外で色々と出費が嵩むな…と感じました(手数料など)。また新居購入のタイミングで、新居に合う家具を購入するとなると、やはりその部分もかなりの出費になります。私の場合ですと、今回は最低限必要な家具の購入に留め、後から少しずつ買い足していくことを考えていますが、それでもそれなりの出費となりました。


もっとも、この機会に家具を買い換えなければなかなか決断出来ない…という部分もたしかにあり、これについては必要経費と考えてもよいかな…と今は思っています。これから本州に戻るまで、それなりの期間をこの新居で楽しむことになりますが、最初の滑り出しは順調にいきました。とはいえ、ローンを返し終わったら次はメンテナンスについても考えなくてはいけないですし、それらの出費を想定額内できちんと収めて、最後に綺麗さっぱり脱北が出来るのか…新たな課題が出てきそうです。



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