北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

ゆ…雪のせいで…

ここしばらく、少しだけ暖かくなっていた北海道の片田舎ですが、何の因果か再び厳寒期に逆戻り。明日の最低気温は零下15度近くまで下がるようで…本当に困ったものです。そして、その結果どうなったのか…と言いますと、未だに寒い→雪が溶けにくい→道路の歩道周辺に分厚い雪の壁が未だに残留→車両が停車出来ない→工事開始の延長(笑)。


ということで、当初の予定では三月の中旬には工事が開始していた筈なのですが、目出度く四月に延期です。まぁ、こればかりは自然が相手ですし、実際に工事車両が停車出来るスペースが…となりますと、現実的に厳しいですから、致し方ありません。また、契約は既に結んでいるため、工事終了のデッドラインは決まっていますから、これが問題になるという事はなさそうです。


そして、四月まで工事開始が延長というのは、ある意味良かった部分もあるわけです。といいますのは、ここしばらく私の仕事も非常に忙しいため、工事が始まっていたとしても、ほとんど現場を見に行く事が出来ない&来週から家内の親に会う為、本州にしばらく戻る…というイベントもありまして…。そのため、ある程度落ち着く四月開始は良かったのかもしれません。


ただ問題がない訳でもありません。現在、私が居住しているボロ屋では、灯油ストーブを使用しているため、灯油を宅配してもらっています。そして本来であればこの時期、少しずつ暖かくなっている筈ですから、灯油の消費量が抑えられる…筈だったのです。また来年度からは、灯油を使用しない生活(ガスボイラー)が待っているため、あまり余分な灯油を購入する訳にはいかないですから、灯油の備蓄量をコントロールする予定でした。


…しかし、ここしばらくの連日の寒さ…灯油の消費量は当然増えるわけでして…当初の予定は全て崩れ去ったわけです(笑)。流石に三月の下旬ともなれば寒さはだいぶ和らぐと思いますが、今の寒さを耐えるためには灯油は必要…。そのため、多少余る事を覚悟で灯油の補給をする事に。まぁ、新居に移った後も、一応停電対策に小型の灯油ストーブを一つ持っていく予定ですから、多少余ったとしても問題はないと思いますが…困ったものです。


それにしても…北海道に移ってから、既に十年以上が経過しますが、未だにこの時期だけは慣れないですね…。本州ではそろそろ桜の時期の筈が、ここでは未だにモノトーンの世界。来週は本州に戻るため、おそらく桜を見る事が出来ますが、ここ北海道の片田舎で桜を見るのは(そもそもソメイヨシノではないですが)、まだ当分先になりそうです。




にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 住まいブログ リノベーションへ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

風除室

ここ最近晴天が続き雪がたいぶ溶けていたのですが、今日の北海道の片田舎は一転して雪。今日一日で5~6cm程積もってしまい、再び白い世界に逆戻りです。とはいえ、この時期の雪は流石に直に溶けるため、おそらく今週末頃には無くなっているのではないか…と期待しています。


さて私が購入した家も、そろそろ工事が始まる気配がしてきました。そこで今日は、北海道の家には馴染みの風除室について書いてみたいと思います。私が購入した中古住宅は、それ程大きくはありませんが、玄関口の外側に風除室があります。この風除室、最近の住宅では導入していない家もあるようですが、北海道では馴染みのものでもあります。北海道の家は、本州の家と形もだいぶ違いますし(最近の家の場合、形は本州の形とほぼ同じため、少し寂しいところですが…)、屋根も違えば、風除室の普及率が非常に高い…と言った点で、豪雪地帯の家を除けば、かなり形式が違っているな…と感じています。




実際に、以前欧州からお客さんを呼んだ際、彼等が言っていた言葉が非常に私の中に残っています。


「Hey, ○○。この辺りの家を見ていると、なんだか日本に来たという感じがしないな。なんというか…自分の国に居る様な感覚になる。」


たしかに、私が以前居住していた欧州の小国でも、比較的似通ったスタイルの家が多かったかな…と思います。実際、私が今回購入した中古住宅の屋根の形もそうですが、本州の都会ではなかなかお目にかかれない三角屋根の家も未だ現役ですし、やはり本州の家とはだいぶ形は違っているな…と感じる訳です。そして、個人的にはそのような北海道らしい家(今の最新式ではない、旧式スタイルの家)の形は大好きでして、それもあって風除室にも非常に興味がありました。


私の職場の同僚達からも言われていましたし、なにかの記事でも読んだことがあるのですが、風除室を導入(私の場合は残す)する場合、気をつけなくてはならない事が一つあります。それは全面ガラス張りの場合でも、必ず窓を導入して開ける事が出来るようにする事。冬の場合は全く問題ないのですが、北海道の片田舎とはいえ夏の日中は、かなり気温が上がります。その場合、窓を開ける事が出来ないタイプの場合、サンルームと同じですから風除室内の気温が…ということで、開けられるスタイルの方が良いそうです。もっとも、北海道らしいと言えばらしいのですが、たとえ夏の場合でも日が沈めば一気に気温が下がりますから、窓なしでもなんとかなる…ようなのですが。


また風除室を導入することで、玄関扉へのダメージは減りますし、雪が吹き込んできた場合でも扉が開かなくなる…という事は避けられるため、個人的には必須アイテムなのですが、職場の別の同僚によれば『格好がね…』などという意見もあるようです。私個人としては、あった方が北海道らしくて格好良いと思うのですが、これは本州出身の人間の感覚なのかもしれません。


今回購入した中古住宅には、既に立派な風除室がついていますので、郵便ポストなどもこの中に設置出来ますし、ある程度荷物も置けそうです。とはいえ、可能であればもう少し風除室の面積を増やしたいな…とも思っており、今回の工事が終了し、ローンを完全に返し終わる数年後に少し考えてみようかな…とは思っています。


ちなみに私が購入した中古住宅の場合、玄関扉を開けますと直にガラス扉があり、二重の空間で部屋の中に寒気が入ってくることを防ぐスタイルになっています。今回のリノベーション工事では、扉は断熱仕様の扉に変更しますので、この内側のガラス扉は取り払う予定ですが、昔のスタイルの家も色々と考えて作られているな…と本当に感心しました。




にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 住まいブログ リノベーションへ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

雪が溶けてきた…?

ここ最近本業の方が忙しく(まぁ年度末ですから、どの職業でも大変な訳ですが…このクソ忙しい時期に限って、依頼が多すぎ…。)、ブログの更新はおろか、家の方もほとんど頭から離れていました。そうこうしている間に、ついに日付は三月になりました。工務店さんとの話では、三月の上旬頃から工事開始…という事でしたから、おそらく来週中になんらかの話が出てきて、いよいよ工事開始になるかと思います。


そんなこともあり、久しぶりに購入した家に行ってきました。ここ最近は大雪もなく、比較的温暖な気候が続いていましたから、多少は雪も溶けたかな…と期待していたわけですが、まずは家の傍の道路を見てびっくり。ほとんど雪も溶けていますし、場所によっては路面も乾いています。これならばかなり期待出来ます。そして家を見て…たしかに雪の量は減っているな…と実感しました。


最後の雪かきは先月の中ごろ…それ以来ほとんど弄っていませんから、多少の不安はありましたが、それでも庭に続く階段の部分は完全に雪が溶けていますし、庭に積もっていた雪の量もかなり減ったな…ということが分かります。一月に雪かきをした後の庭の積雪量と比べると一目瞭然ですが、ようやく春が近づいてきたかな…と感じます。


家の中も入ってきましたが、こちらは以前入った時とまったく変わらず。冬の寒さで劣化した…という部分もなく(どちらにしろフルリノベーションのため、壁なども含めてほとんど交換になってしまいますが)、こちらも安心しました。


ということで、一安心した足でそのまま昼食に出発です。今日の昼食は、廉価版豚しゃぶ定食(笑)。北海道に居ますと豚肉系はかなり安くなりますので、豚しゃぶ定食を注文しても650円。それなりの豚肉がこれだけの量あり、それでもこの値段というのは非常にありがたいわけでして…。


しかもこの定食のポイントは、しゃぶしゃぶ用の湯に入っている昆布の形。おそらく型を使っているのだと思いますが、北海道の形をした昆布。これはポイント高いです(笑)。久しぶりに購入した家を見に行き、ついでに廉価版の豚しゃぶ定食を楽しむ事が出来、今日はかなり満足のいく一日になりました。



にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 住まいブログ リノベーションへ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村