北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

エコジョーズを使って1年

明日7/8で、新居に引っ越して丁度一年になります。思えば、あっという間の1年間でした。それまで居住していた『あばら屋』と比べると住み易さ(特に冬)は向上し、この1年間は北海道の片田舎の寒さもあまり気にならない生活が送れました。以前のリノベーション関連の日記で何度か紹介してきましたが、我が家は暖房設備として、エコジョーズを選択し、これを使用したパネルヒーターにより全館暖房システムを選択しています。



このエコジョーズシステムの良さについては、これまでも日記で何度か個別に紹介してきましたが、今回は、丁度1年間使用してみたコストパフォーマンスについて紹介したいと思います。我が家が使用しているエコジョーズ+パネルヒーターシステムは下記のとおりです。


エコジョーズ
   ノーリツ製  エコジョーズ (24号)
   GTH-C2448AWPD-SFF-1-KO
   給湯能力:41.9 kW
   暖房能力:17.4 kW
   追い炊き能力:9.88 kW


条件:総床面積        :約91 m2
   パネルヒーター     :10基
   サーモスタットの設定温度:20℃


24号のエコージョーズは、夫婦二人暮らしとしてはかなり過剰な能力ですが、やはり北海道の片田舎は冬にどうなるか分からないため、この大きさを導入しています。またパネルヒーターの選別については、私のブログでも何度か紹介していますが、現在の断熱基準の家に比べると少し過大なスペックで導入していますし、全ての窓の部分にパネルヒーターを設置しています。



そのため、導入コストとしてはエコジョーズ及び配管工事などを全て含めて、約300万円程になっており、決して安いコストではありません。とはいえ、実際にこのシステムを一年間使用した感想としては、思っていたよりもガス代がかからず、非常に快適な生活が送れました。パネルヒーターの能力に余裕があるため、冬の一番寒い時期でも、ボイラーはほぼエコ運転で済んでしまった事も要因かもしれません。


まずはこの一年間の北海道の片田舎における月毎の平均気温と、実際に使用したガスの量を用いてグラフを作ってみたのですが、まぁ予想どおり、平均気温に合わせてガスの使用量は変動しています。


          月毎のガス使用量と平均気温の変化


またY軸をガス料金にして同じようにグラフ化してみますと、大体こんな感じです。最大で26,000円程で、最小で5,000円強。我が家はエアコンを使用していないため、エアコンで使用する電気代が無い事を考えますと、冬の一番寒い時期でも光熱費のコストは比較的少ないのではないか…と感じます。


               月毎のガス料金の変化


…ここで少し考えました。これだけ平均気温とガスの使用量が連動しているのであれば、平均気温からガス料金がある程度推測できるのでは…と。そこで、ガス料金と平均気温の関係をグラフ化してみますと…結構、相関関係がありました。月によって出張などで結構家を空ける事もあったため、完全な直線にはなりませんが(データ量も1年分しかないため、少ないですし)、それでもこれだけ直線的に変化しているとは…。


             平均気温とガス料金の相関関係


どうやら我が家では、月の平均気温が1度下がると一月のガス料金が約730円上がるようです。そして月の平均気温が0℃の時点で、ガス料金は約18,800円となるようです。おそらく高性能住宅(断熱性の良い家)になりますと、この傾きが緩やかになり、平均気温の変化によるガス料金の変化が少なくなる+平均気温0℃の時点でのガス料金が安くなると予想できますが…どれくらい変わるのでしょうかね…。


いずれにせよ、私自身は1年間住んでみて、現在の住宅環境には非常に満足しています。またリノベーション工事の時に拘った、エコジョーズ+パネルヒーターシステムも、これにして本当に良かったな…と改めて感じました。





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