北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

近所への挨拶まわり

工務店さんからの連絡で、リノベーション工事が4月の10日前後から開始ということが決まりました。前後ということで、最速で今週の土曜日頃に少し入る可能性があるとも連絡があったため、昨日の日曜日に、菓子折り持参で近所への挨拶回りに行ってきました。たしかに私の実家がある名古屋と比べて、北海道の家々は距離が多少離れてはいるものの、工事が始まれば昼間はかなり五月蝿くなることは間違いありません。ですから工事開始前に、一通りの挨拶だけはしておきたかった…というのが理由です。


私が今度居住する場所は、昔の新興住宅地。私が居る北海道の片田舎の現在の新興住宅地は、私の職場から少し離れた場所に位置するため、新居を探す時点でその選択肢には入っていませんでした。そして昔の新興住宅地ということは、現在居住している住民は、私達夫婦からすると、一世代から二世代古い世代の人間です。よく近隣の住民事情について書いている文章を見ますと、同じ世代同士の方が良い…というものから、違う世代の方が楽だ…と様々な意見が見られます。


これは様々な要素が絡むため、一概にどちらが良いか?というのは難しい疑問なのですが、私の場合を考えますと、世代が違った方が楽だろう…という結論になったことも、この昔の新興住宅地に中古住宅を購入する理由の一つになります。都会の場合は、近隣住民とは極力関わらないようにする…というのが当たり前の考え方になりますが、生憎ここは北海道の片田舎。しかも古い世代の人達からしますと、『○○さんは、何処にお勤めなの?』のような感じで、勤め先まで聞いてくるのがデフォルト…。逆に言えば、このような個人的な質問に耐えることが可能+彼等の価値観的に堅い職業orステータスのある職業に就いている…この二つの条件が成立する場合に限り、古い世代の住民が周りに多い事は、それ程苦にはならない訳です。


また同世代同士であれば、様々な比較をしたがる人達も居ますが、流石に二世代も離れてしまいますと、そのような比較は無意味ですし、彼等の価値観的に『?』がつく行為があったとしても、彼等自身に不利益が及ばない限り、『まぁ、あそこは若い方達だからね~』で、終わってしまう訳で…実は付き合い方さえ間違えなければ、違う世代の人が隣人の方が楽な気がするのです。


ということで、今回の挨拶回りは、それなりにきちんとした格好で、半分仕事モードで完了(笑)。一部留守宅もありましたが、工事で迷惑を被りそうな隣人には全て挨拶は出来ました。驚いたのは、私達が自己紹介する前から『あぁ~、今度越してくる△△にお勤めの、○○さんだね。これからよろしくお願いしますね。』と言われた事。おそらく今回家を売ってもらった前の持ち主さんが、私達夫婦の事を話してから移られたようで…もう職場までバレテ~ラ(笑)。


どうやら前の家の持ち主さんが、私達夫婦の事をかなり良く言ってくれていたようで、非常に楽な挨拶まわりとなりました。やはり0から出発よりは、多少であっても+からのスタートは本当に楽だな…と思い、改めて今回の家を売ってくれた前の持ち主さんには感謝したいと思います。



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