北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

工事現場での打ち合わせ(2)

数日前に、今日の午後、今回のリノベーション工事で使用する窓サッシについて相談したいとの連絡を受けていました。そのため昼休みを少し延長する形にして、家内と工事現場に行ってきました。工事現場に入ると、既に部屋内部の石膏ボードが張られ始めており、後はクロスを張れば壁は完成の状態になっていました。やはり工事は進み始めると、一気に進むようですね。


さて、今回のリノベーション工事では、一階居間部分の大窓については、通常の大きさの窓+テラス窓に変更、そしてこの部分のみ外壁も追加という形を予定していますが、それ以外の窓については、三重サッシの一番内側だけを外し、その部分に三協アルミのプラメイク(複層ガラス)を入れる事で対応するつもりでした(これは後から内側に付ける事が出来る窓で、簡易リフォームなどでもよく使用されているようです)。新規変更の窓サッシについては、ガラスは複層のLow-eガラスを選択しており、これについては既に相談済みのため問題ありません。


最近はクリプトンガスを封入した物やトリプルガラスの製品もありますが、家全体の熱損失はバランスの問題ですから、私の家の場合は費用対効果的にそこまで必要としませんでした。熱貫流率のコンマ5の部分で拘っても、そもそもそれを活かせる住宅ではありませんので(換気システムなども含めて)、今回は北海道の片田舎で現在標準使用の設備で十分という判断です。


今回の工務店さんとの相談のメインとなったのは、三協アルミのプラメイクの色(笑)とガラスの種類です。ガラスの種類といっても、複層ガラスは決まっていますので、透明ガラスにするか曇りガラスにするか…様は見た目の問題です。これについては、家内が全部決めていましたが、基本的には採光だけが目的の窓は曇りガラス、庭に面しており風景が楽しめる窓は透明ガラス…というような形で決定。特に問題もなく比較的スムーズに決める事が出来ました。これらの部分…二重サッシ+複層ガラスのプラメイクですから、性能的には全く問題なく、おそらく新規窓よりもこちらの方が断熱は優れている…という話も(まぁ、三重サッシで複層を考えると四枚ガラスが入り、それだけの空気層もある訳ですから)。


ついでに工務店さんからは、懸案だったパネルヒーターの最終案を提示してもらい(前回の記事の後、もうひと悶着ありました)、今度こそ納得がいく仕様になっていたため、それでGoサイン。建具やフローリングの種類も決めましたし…これで大体の事は決定したか?と思っていたのですが、実はもう一箇所決めなくてはいけない箇所が…。それは、今回新設する窓の部分の外壁です。以前の大窓を潰し、通常窓+テラス窓に分離するのですが、通常窓の下部は新しく外壁を作らなくてはいけません。そして現在の外壁と全く同じ物は既に売られていないため…その部分は完全に新規に張りなおし…。


この外壁の選択肢は大きく分けて二つです。一つ目は、現在の外壁に比較的近い物を選び、なるべく分からないように繋げてもらう事。もう一つの選択肢は、開き直ってその部分だけ全く違う物を入れて、外壁にアクセントをつける事。少し迷いましたが、これは後者を選びました。折角のリノベーション工事ですから、多少は遊び心があっても良いのでは…というのが理由です。


これで今日の打ち合わせは全て終了。ふと工事現場を改めて見ますと、今日はどうやらユニットバスを設置する日だったようで、いつもより多い人数の職人さんが来ており、ユニットバスを順番に組み立てていました。設置する所は初めて見ましたが、今のユニットバス…本当にユニットをその場で組み立てる感じでお風呂を作るのですね。完成形はLIXILのショールームで見ていますから、予想通りの完成形でしたが、一箇所だけでも工事が完成した場所を見る事が出来て(実際には、これから水や電気のラインが工事される訳ですが…)、今日は非常に楽しかったです。


こんな感じで風呂桶を設置したり、壁を設置したり…まさに模型作りのような感じでした。


これで完成。




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工事開始から10日

4月13日からリノベーション工事が開始しましたから、昨日で丁度工事開始から10日が経過しました。この段階では今回のリノベーション工事の前半部分となる、解体工事&木工事が進んでいます。昨日工務店さんと話をした際は、そろそろガスラインの取替え工事が入ります、とも言われており、これに伴って庭部分の掘削なども始まるようです(今回の中古住宅周辺に、ガス会社が新たなラインを引いたため、ガス会社から可能であればそちらからラインを取り直して欲しいと言われており、かなり格安で掘削工事などが行えることになりました)。


現在の工事現場は、柱や梁などが剝き出し状態ですが、解体したばかりの状態から比較すると、だいぶ変わったな…と感じることが出来、工事が着実に進んでいることが実感できます。


例えば、新居ではリビングスペースとなる場所から撮影している定点撮影の画像を日程順に並べていきますと、このような変化が見られます。4/14の解体工事二日目では、天井から張り出している壁を構成していた木材もありますし、全ての柱が残った状態です。これが二日後の4/16には、左側の柱が抜け、これに対応するための太い梁が一本追加されました。そして昨日(4/23)の段階では、右側の柱も新たに梁を入れる事で抜かれていますし、新居で追加される壁や腰壁が追加、更には床の高さも統一されました。また良く見てみますと、電源ラインやパネルヒーターに使用するラインも序々に入り始めています。


現在の計画では、新たに壁を作った部分に様々な機能の制御ユニットを集約する予定のため、この部分にはパネルヒーターの温度調整パネル、風呂の制御パネル、玄関インターフォンのカメラ画面、情報コンセントの大元、電話回線、電源など様々なラインが集まることになっています。そのため工事中ではありますが、既にこの周辺に様々な種類の線やボックスが…。


また最終的に柱が残る部分については、以前の打ち合わせで『腰壁』という形で残す事が決まっており、このための枠が追加されていました。高さもこちらで指定していた通りになっていますし、なんとなく完成形が予想出来るようになりました。また今日は曇りでしたが、この天候状態でもかなり室内に光が入るようで、これについても予想通りになり一安心です。


いずれにせよ、僅か10日でかなり工事が進んでいるので、ゴールデンウィークに入る来週の終わり頃には、壁の元となる石膏ボードが入り、もう少し完成形が想像しやすい形になるのかな…と少し期待しています。




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風呂場の拡張

今日の昼休み、久しぶりに工事現場に見学に行ってきました。こういう時に工事現場が職場から近いと、比較的気軽に行く事が出来るため便利です。前回工事現場をお邪魔した時は、床下にグラスウールの追加を行い、これまで部屋ごとに少し段差があった部分を床下の枠組みを組みなおす事で調整する工事の真っ最中でした。今日実際に工事現場に入りますと、既にそれらの工事は終了しており、一階部分の床は全て同じ高さに調整が終わっており、柱の入れ替え作業や梁の張替え作業が行われていました。


解体当初はそれぞれの床の高さが微妙に違っていましたが、今回の工事でこれらの高さは完全に統一されました。全ての床下の断熱材もグラスウール150 mmで統一。


床の部分については、この上にフローリングの床材を敷き詰めていく訳ですが、これらの作業はまだだいぶ先になります。その前に柱の入れ替えなど、もうしばらくは木工事に関連する作業が待っているようですし、洗面所部分を構成する新たな壁の作成も必要です。とはいえ、床の高さが揃うだけでもかなりスッキリした感がありました。


また工務店さんと話していた際、風呂場部分の工事が進んでいる事も気付きました。元々の住宅の風呂場サイズは0.75坪タイプ。これを今回の工事で1坪タイプに変更予定でしたから、基礎断熱部分も含めて、1坪タイプのユニットバスを入れる事が可能な形に工事が必要でした。一般的に風呂が入る部分は一段床部分が下がるため、これに対応する工事…結構面倒なのだろうな…と思っていたのですが、既に終了していたようです。


いつのまにか風呂スペースに対応する部分が、0.75坪から1坪に変更済み。真ん中にあった柱も、梁の構造を変更することで撤去済み。こうしてみると、たかだか0.25坪の変化とはいえ、結構広さ違うな…と実感します。この部分に風呂ユニットが入り込むわけですが…実際に入れるのは、もう少し先です。


流石に平日はそれ程時間がとれませんから、家内と一緒に明日の昼頃見学に行く事を工務店さんに伝えて、そのまま職場に戻りました。少しずつではありますが、柱も含めて新しくなっていく姿を見ると、とても嬉しいです。また家の内部の構造、梁の構造など(古い家ですから、今では金属部品で代替している『火打ち』なども、かなり太い木材で作られており、なかなか興味深い物が見られました)、普段目にする事が出来ない物をじっくり見る事が出来て、ここ最近非常に楽しい時間を過ごす事が出来ています。



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