北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

珈琲を楽しみながら

我が家では私も家内も珈琲が好きなため、この部分は共通の趣味となっています。それも一つの理由ですが、欧州での仕事から帰任した際、エスプレッソマシーンを購入しており、今はその二代目が稼動しています。普段は暖めたミルクの上からエスプレッソを入れる事でカフェ・ラテを楽しむ事が多いのですが、今日は少し事情が異なりました。


個人的にはカフェ・ラテよりもカプチーノの方が好きなのですが、こちらはフォームミルクを作るのが面倒なため、なかなか家内が作ってくれません。という事で普段はカフェ・ラテなのですが、今日は丁度見ていたDVDに感化される形でエスプレッソとなった訳です。最近あまり見ていなかったのですが、だいぶ前に放映されていました『小さな村の物語・イタリア』のDVDを連続で見ていまして…。


イタリアもそうですが、あの辺りの国ではバールでちょっと珈琲を…というのが文化になっています。そしてそのような場合、普通に『カフェ一つ』と言えば、出てくるのはエスプレッソです。間違っても『カフェ・アメリカーノ』なんて注文した日には、『こいつ頭大丈夫か?』なんて視線が返ってきます(笑)。という事で、私も向こうに居た頃は、よくバールで仕事をサボリ…ではなく休憩時にエスプレッソを注文していまいた。当時はエスプレッソ:1ユーロ、カプチーノ:1.5ユーロだったのですが、昨年行った時はエスプレッソ:1.25ユーロ…世知辛いですね…。


そのような事情もあり、DVDの画面で何度も何度もエスプレッソを飲むシーンが出てきたため、私も家内も久しぶりに飲みたくなりまして…エスプレッソ用のカップを取り出し、エスプレッソを飲むことになりました。エスプレッソ…これは小型のカップに半分程、非常に濃い物を入れるタイプ(ワンショット)が私は大好きです。これに溶け残る程の砂糖を入れて軽く掻き混ぜ、クイッと一口で飲む。最高です。


よく、エスプレッソはカフェインが少ないから良いとか、この深みのある苦味が良い…なんて言う人がいますが、そんな事私にはどうでもよいです!これが美味しいから飲む…ただそれだけな私は、本当に駄目人間かもしれません。時々喫茶店でエスプレッソを頼みますと、ちゃんとした所であれば濃いエスプレッソをワンショットで出してくれますが(それでも少し量が多目の所が多いような…)、いい加減な所ですと普通のコーヒーカップで出てくる所もありまして…正直、家で自分が好きな形で淹れて飲むのが一番気楽に飲めます。


これにちょっとだけフォームミルクを落としてマキャートで飲んでも美味しいですし、ウィスキーを入れてアイリッシュ・コーヒーにしても美味しいですし…こうやって好きな珈琲を好きなように飲んでいますと、本当に幸せな気分になってきます。


ちなみに…ちょっと変わったタイプですが、このような柄杓のような物(ジェゼベ)を使用するトルココーヒー(ボスニアでトルココーヒーと言いますと…『これはボスニア・コーヒーだ!』と怒られます)も結構好きでして、一式器具も持っているのですが…これは色々と後片付けが大変なので…なかなか家内が作ってくれません。新しい家になり、台所も大きくなり洗い物も楽になったあかつきには、是非家内に作ってもらいたいところです。



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