北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

聖地巡り『源氏物語』

今日は駄目リーマンのお気楽日記の回になります。先日の日記の通り、『仕事のため』京都に来ています。とはいえ、四六時中仕事に明け暮れなければならないような悪い事はしていませんので、仕事の合間を使って京都で紅葉を楽しもうかな…と散策。そしてその『ついでに』、私が大好きな源氏物語を書いた紫式部の屋敷の跡地と言われている、上京区の廬山寺に久々に行きました。


源氏物語、このお話は昔から凄く好きでして…これは1000年以上前に書かれた物語とはとても思えない程、現在読んでも楽しめてしまう素晴らしいお話です。なんといいましても、この物語に出てくる姫様達が現在でも十分通用する素晴らしい属性なのです。もっとも…この物語を古文の授業でテキストとして使用するのは、内容的にどうなのか…とは思いますが(笑)。


まずは元祖ツンデレ姫の『葵の上』。始めこそ光源氏の正妻としてツンツンしていますが、最後はデレます。とはいえ折角デレたのも束の間。『あ~ぁ』な結果になってしまいますので、物語としては完璧なヒロインと言っても過言ではありません。


そして元祖ヤンデレ姫の『六条御息所』。怖いですね…恐ろしいですね、私、このような地雷臭漂う女性が居たら、真っ先に逃げますね。まさに現在で言うヤンデレ。…しかも死後も色々とやらかしてくれる、とんでもない姫様です。


他にも都合の良い女として『明石の方』や、寝取られ姫の『女三宮』、BBAだけど教養の塊&肉食系の『源典侍』など、よくもまぁ、あの時代にこれだけ今でも通用する属性を考えたよね…といつも思ってしまいます。ですから私、紫式部は実はタイムスリップで未来から過去に行った人だった…と言われても何も驚きません(笑)。


とはいえ、私がこの物語で一番好きな姫様は『花散里』。悲劇の姫様が多い源氏物語でも数少ない勝ち組の姫様です。物語の記述では、絶世の美女のようには書かれていませんが(あくまでも平安時代的価値観において)、おそらく光源氏が一番付き合いやすく、そして信頼していた姫様だったのではないかな…と思うわけです(だからこそ、夕霧の世話を任されていたのだと思います。)


もっとも…私の解釈では、源氏物語における究極の勝ち組姫は『末摘花』なのですが(笑)。なんせ、物語でははっきり『ブス的』な記載をされていますが(何度も言いますが、平安時代的価値観のブスですから、現在の価値観では可愛い姫様のような…)、一途に光源氏を待ち続けた結果、最後はちゃんと屋敷に場所を与えてもらい、光源氏に養ってもらっている訳です。同じように養ってもらっている『花散里』は、夕霧の面倒を見ていますが(ある意味子育て)、こちらの姫様は…真性ニート姫…。


とあぁ、そんな感じで昔から源氏物語は好きだったため、京都に行きますと色々とこれに関連する場所に行く事が多かったりします(個人的には、光源氏の死後を書いた宇治十帖の舞台でもあります、宇治の辺りも好きですね)。今日は久々に廬山寺に行った訳ですが、そこに書かれていた記載にびっくり。


第11帖の花散里の巻には、光源氏が二条院から花散里の屋敷を訪ねる道筋で「中川のほどおはし過ぐるに」という記載があるのですが、この中川というのが現在の寺町通のようでして…実はこの廬山寺の近くに花散里の屋敷があったという設定になっていたのですね。ということで、期せずして私が最も好きな姫様でもある『花散里』の屋敷があった設定になっている場所を歩く事になった訳です(これもある意味、アニメの舞台などを訪れる『聖地巡り』のようなものですかね…)。


この寺町通の近くにあったという設定なのですね…私にとっては完全に聖地巡りです(笑)。


折角、廬山寺に行きましたので、ここの源氏庭を堪能。流石に北山にある龍安寺の石庭には負けますが、こちらも非常に好きな庭です。


ついでに紫式部の御朱印をゲット。この御朱印は欲しかった御朱印の一つでしたから、これがもらえただけでも満足です。


仕事までもう少し時間があったため、ついでに下賀茂神社にも突撃。ここは光源氏が須磨へ下る前に歌を詠んだ場所でありまして、特にこの神社に至るまでの道のりである糺の森…残念ながら紅葉にはまだ少し早かったのですが、久しぶりにここを歩いて非常に満足しました。


本当は時間があれば、上賀茂神社も行きたかったのですが、残念ながらここでタイムリミット。


最後に四条にある鍵善良房で葛切りをかき込んで仕事場に逆戻りです。なんとか仕事の合間とはいえ、晩秋の京都を堪能する事が出来ました。あとは…このまま東京で仕事をして、北海道に戻るだけです。



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