北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

中古住宅購入の決算

今日の午前一番で銀行に行きまして、不動産屋さん、司法書士さん立会いの元で、中古住宅購入の決算作業を行いました。この作業で、今回の中古住宅の所有権が私達夫婦に移る事になります。


銀行での作業はひたすら通帳からのお金の操作です。

1.自分の通帳から今回の中古住宅の代金500万円を出す書類
2.売主さんの口座にそのお金を振り込む書類
 (数字の操作のため現金を見る事は適わず…(笑))
3.司法書士さんへの登記費用を引き出す書類
4.不動産屋さんへの仲介手数料を引き出す書類
5.火災保険のお金を引き出す書類


…のような感じです。


途中、書類の種類を間違える…というトラブルもありましたが、無事全ての書類を作成し捺印。司法書士さんとの登記に関する打ち合わせも含めて、所有時間は約40分。無事に全ての作業が終了しました。売主さんは既に引越し済みのため、中古住宅の鍵は不動産屋さんが預かっています。そのため振込み終了の時点で、私達夫婦に鍵が手渡されました。


生憎ながら今日は、仕事を抜け出して来ていますので、直に仕事に戻らなくてはいけません。そのため実際に住宅に入るのは少し先になりそうですが、それまで楽しみは取っておくことになりそうです。


これでようやく、自分達の物になったのだな…という感慨も一塩。これからリノベーションの打ち合わせ作業などが待っているわけですが(予算超過しているため、少し作業を削らなくてはいけませんので、その調整がこれから待っています)、まずは一段落といったところでしょうか…。


ちなみに、今回購入した住宅の間取り…こんな感じです。暇な時間を使って「せっけい倶楽部」というお絵かきソフトで書いてみました。


まず1Fは、こんな感じです。実際には居間部分はフローリングではなく絨毯床、キッチンスペースも昔ながらの床ですから、雰囲気が違いますが、間取りはこんな感じです。中央が居間スペースとキッチンスペース、左上と右下に約6畳の和室+押入れ+床の間、お風呂は昔ながらの0.75坪タイプです。一階については、大幅に間取り変更する予定です。


そして2Fがこんな感じで二部屋。洋室の方は実際には絨毯床のため、雰囲気が異なりますが、間取りはこんな感じです。当初のリノベーションの予定では、押入れを取り去り一部屋に変更、そして3畳程のウォークインクローゼットを作る予定でしたが、予算的にこの間取り変更は諦める事になりそうです。


どうやら当初考えていた理想どおりのリノベーションにはならなさそうですが、これから計画変更も含めて色々と楽しんでいきたいと思います。



これまでに使用した金額
契約書の印紙:500円


今回使用した金額
中古住宅 : 5,000,000円
仲介手数料: 226,800円
登記費用 : 110,280円
火災保険料: 113,630円
小計   :5,450,710円


合計   :5,451,210円





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よ…予算がぁ~(見積書第一弾)

本日、リノベーションの見積書第一弾が工務店さんから出てきました。こちらの当初の予算は1,200万円…結果は果たして…という感じで、私も家内もドキドキ状態で見積書を受け取ったわけです。見積書を見てビックリ!なんと見積もり金額は、驚きの約1,600万円!(笑)。


思わず、家内は「げぇ~」という声が出ていましたし、私もビックリです。予算が…予算が…な状態な訳ですが、驚いているだけでは話は進みません。まずはじっくりと見積書を精査し、必要な部分と不必要な部分の仕分け、そしてダウングレードなどを考え、少しでも予算に近づけなくてはいけません。


ということで、まずは見積書をじっくり見る事になりました。合計金額:14,787,910円、消費税:1,183,033円で合計15,970,942円。消費税死ね~~~という叫びはお約束ですが、まずは本体となる14,787,910円の内訳を大雑把に見ていきます。


仮設工事:537,015円
この部分は、仮設トイレ、養生費、産業廃棄物処理費用、運搬費、雑役労務費、清掃費、車両運搬費などが計上されていますので、この部分は実際に動く人間のための費用や、廃棄物処理がメインの項目のため、ここはまず動かない額だと思います。


木工事:1,806,484円
ここは。解体作業費、大工作業費、金物費、木材などが計上されています。今回のリノベーションでは、間取り変更や床の間の除去などが含まれます。そして解体作業費や大工作業費は床面積辺りにかかっていますから、この部分も動かない金額と考えた方が良さそうです。


内装工事:610,332円
この部分は天井や壁のクロスの張替えがメインになっています。また脱衣所、トイレのクッションフロアもここに計上されていますから、この部分も減らせないでしょうね。とはいえ…この項目には減らせそうな物が一つ入っていました。階段カーペット(94,000円)。これは実家にあるような普通の木目の階段で問題ありませんので、これは外せそうです。


建材工事:925,240円
ここは石膏ボードや、木質フロア、開口枠、窓枠など、まさに建材関係が纏められています。という事で、床材を変更しない限り、この部分もそれ程変更はなさそうですね。


防寒防湿工事:758,639円
ここは付加断熱工事の部分になります。個人的にはこの部分はあまり削りたくないですね…。


内装建具工事:417,000円
ここは内装ドアや玄関収納が計上されています。個人的にはこの部分はダウングレード可能な気がします。ドアの単価の多くが30,000~52,500円(卸値からの価格ですよね?)。引き戸タイプを選択しているとはいえ、もう少しグレードを落す余地があります。また玄関収納の部分は、私達夫婦二人が使用するには少し大きすぎます(価格:102,250円、定価で20万くらい?)。ですから、この部分もダウングレード可能ですね。


住宅機器:1,990,760円
ここはキッチン、ユニットバス、トイレ、化粧台ですね。家内の我侭を一部却下して、キッチンの価格を落す、そして化粧台とトイレについても再考の余地があります。


金属樹脂建具工事:1,133,740円
ここは再考の余地が非常にある場所です。玄関ドア(388,140円)、断熱サッシ(604,500円)、網戸(141,100円)。まず玄関ドア…これはダウングレードです。断熱サッシ系…具体的には窓などの部分になりますが、ほとんどの窓がFIX付き縦すべり出しタイプです。断熱という観点から考えれば、これが良いと思いますが、場合によっては引き違い系の単純な窓にする必要があるかもしれません。網戸についても同様ですね。


左官工事:124,200円
これは玄関仕上げの部分ですから、ここはそのままになりそうです。


給水給湯暖房換気設備工事:2,786,596円
ここが問題の箇所です。セントラルヒーティングの導入を考えると、これは削れません。ちなみにこの総額の内、暖房関係の設置費用が1,102,020円、エコジョーズ関係が411,727円です。そのため、セントラレルヒーティング導入を諦めれば一気に下がるのですが、これはね…(笑)。


電気設備工事:852,970円
ここは照明などその他の電気関係の工事費用なのですが、ここも削れそうですね。計上されている照明器具は、少し高すぎます。これは量販店で自分で購入することで対応した方が良さそうですね。


屋根工事:966,264円
これは屋根の葺き替え工事の費用です。この部分は「葺き替え」を選択した時点で覚悟していましたし、必要な工事でしょうから、ここは削れません。


塗装工事:1,878,670円
ここは外壁の交換工事ですね。金属サイディングを使用する予定ですが、ここについても場合によってはグレードを落すなど対応が出来そうです。


ということで…削る余地はかなりありそうですから、今回の見積書をベースに色々と考えて行く事になりそうですね。まぁ、最初の見積書ですんなり行くとは思っていませんでしたから、ここから工務店さんと色々と相談しながら進めて行く事になりそうです。


明日はいよいよ中古住宅の決算日。ようやく住宅の所有権が移りますから、現在の内装やリフォームプランを公開していくことになりそうです。



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外国風の住宅

雪・雪・雪…。友人達と宿泊していた中札内のフェーリエンドルフも雪でしたが、自宅のある北海道の片田舎も雪…。しかも戻ってくると、出発した時よりも積雪量が増えているという最悪の事態。明日はかなり冷え込むようなので、これは本当に溶けなさそうです。


しかも駄目なことに、この時期の雪は北海道の雪といえども湿っているため重い…。これで明日グッと冷え込みますと…凍ったように固くなり…勘弁して欲しいです。通常、北海道の雪は風でパッと飛んでいくほど軽いパウダースノウ。…どうしてこうなった。


さて、そんな恨み節が出てきそうなのですが、無事にフェーリエンドルフから戻ってきました。当初予定した頃は、北海道の今年最後の秋をドイツ風のコテージで楽しもう…という趣旨の旅行だったはずが、まさかの雪を楽しむ旅行になるとは思ってもいませんでした。とはいえ、ここのコテージは雪に非常に合いまして、これはこれで楽しかったです。

ドイツの田舎をイメージした建物…と言っているだけありまして、昨日の日記で内部を紹介したように、中も外見も非常に美しいです。こういう場所に行きますと『こんなところに住んでみたい~』などと考える人も居ると思いますが、私は勘弁(笑)。たしかにこのタイプの建物、非常に美しいですし、個人的には内部も含めてとても好きです。とはいえ、これで毎日過ごしたいか?と言われますと…二の足を踏む訳でして…。



私自身はアウトドアなども個人的に好きですし、薪を使って火を楽しむ…というのも好きなのですが、やはり普段の生活では利便性をとるような気がします。そして…利便性という観点だけで考えますと、やはり日本には日本風の建物が良いかな…と思ってしまう私は、浪漫を解さない人間かもしれません(笑)。


もっとも、夫婦の考え方は良く似ているともいいまして、このように浪漫を解さない男には、やはり花より団子な妻がおり、家内からは『こういうのは、外で宿泊する時だけで十分』と、とても力強い言葉をもらっています(笑)。実際のところ、こういう場所に居住している人もそれなりに居るとは思いますが、普段の生活…どのようにしているのだろうか?と、少し興味があります。とはいえ、好きな人はとことん好きでしょうから、多少の不便は感じないのかもしれません。逆に、そのような人で無い限り、こういう住宅は止めておいたほうが良いのかも…と今回の小旅行で思いました。


しかし…外見だけはこのような欧州風の造りにして、内部は超高性能住宅…というギャップがある家でしたら住んでみたいな…と思っている私は、やはり駄目人間なのかもしれません(今回のリノベーションプランは、外見は昔風の家、しかし内部は現在風ですから、目標としている形は同じという話も…)。



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