北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

見積書 第二段

最初に出て来た見積書は大幅に予算オーバー。そこから工務店さんと相談した結果の第二段の見積書が、ようやく手元にやってきました。…前回の額が額なだけに、今回はどのようになったのか…と少し不安を持ちながらの確認となりましたが、総額を見て『あっ、良い感じで良かった。』と少し安心しました。


新しい見積書は、工事費用12,118,750円+消費税989,500円で、合計13,088,250円。これなら十分予算内です。まずはお約束ですが…『消費税死ね~~!』という事で、前回からの変更点を考えていきます。


今回の見積書での大幅な変更の一つは、木工事費の20万円程の減額です。この部分は、二階部分の間取り変更がありませんので、これに対応した形の減額だと思います。とはいえ、一階部分は完全な間取り変更になりますから、やはりそれなりの額が必要なのは納得。逆に言うと、あれだけの間取り変更を行うにも関わらず、それなりの額で抑えてくれた工務店さんには感謝です。


次に建材費用も約15万円程の減額。これも二階部分の間取り変更に伴う新たな壁の増設が無くなっていますから、この分の減額だと思います。また内装建具費、金属樹脂建具費などもそれぞれ減額されていますが、これらは室内ドアの再考、そして窓サッシの再考に該当する部分です。とはいえ、窓サッシの部分の額が思ったよりも安くなっていないため、一階部分については、現在のサッシの完全交換を考えてもよいかな…とは思いました。


さらに大幅な減額になっている箇所は、防寒防湿工事費の部分です。この部分が約40万円の減額。これは以前記事でも書いたように、壁部分の付加断熱工事を取りやめましたから、これに必要だった断熱材の費用の減額が原因です。とはいえ、屋根と床の付加断熱費はそのままになっていますから、最低限の断熱工事にはなるのかな…と思っています。


そしてこの壁部分の付加断熱工事が取りやめになったため、外壁工事の部分が一気に170万円程減額です。一部窓サッシを交換するため、その周辺部分の外壁工事は残りますから、完全に0にはなりませんが、それでも大幅な減額です。とはいえ、これにより屋根工事は15万円程追加されました。これは屋根工事をするための足場を作らなくてはならないためです(外壁工事で足場を作るため、これをそのまま屋根工事でも流用する予定でした)。


このような感じで、この他にも色々と細かい部分で増減がありましたが、結果的にはほぼ予算内に収まりそうな金額となった訳です。とはいえ、今回の見積書ではまだ問題箇所があるためめ、これについて明日の夜にでも工務店さんと再び打ち合わせをする予定ですが、ここからはそれ程大きな増減はないでしょうから、大体形は纏まったかな…と思います。


前回の大幅な予算オーバーから、なんとか予算内に収まるまりそうですから、これで少しだけ安心出来ました。実際の工事までに、あと何度か打ち合わせがあると思いますし、それによって実際の設計なども除々に始まると思いますので、いよいよ本格的にリノベーション工事の計画が始まりそうです。



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実験2(パネルヒーターの威力)

先日、新しく購入した、まだ電気・ガス・水が来ていない新居にて、外気温がマイナスの際、熱源が全くない室内でどれくらいの温度になるのか?という温度測定をしてきました。今回は、セントラルヒーティングを導入した新居では、どれくらいの効果が期待出来るのか?という観点で、職場の自室で同じような測定をしてみました。


職場にある私の部屋には、このように北海道では顔馴染みでもある、セントラルヒーティングシステムを構成するパネルヒーターが鎮座しています。今度の新居で導入予定の物よりは、少し大型かもしれませんが、まずはこのパネルヒーターの威力を考えてみました。


まずは外気温が-3℃程の状態で、パネルヒーターの設定をマックスの一つ手前に調整し、パネルヒーターの温度を60℃程度まで上げて30分程待ちますと…暑いわ(笑)。地球環境に絶賛挑戦中の北海道らしく、セーターを着ていては暑いな…と感じる程度まで室温が上がりました。


早速、部屋中央部の温度を測定してみますと…25℃弱。実に北海道的な室内の温度になりました。思わず窓を開けたくなりましたが、今回はグッと我慢です(いつもはここまで室内を暖めませんが、今回はちょっとした実験です)。続いて、私は窓の部分にブラインドをつけていまして、冬の間は常時ブラインドを下げています。まずはこのブラインドの内側の温度を測定…。


ここも中心部と同じようにほぼ25℃。流石にこの窓の下にパネルヒーターを配置しているだけあって、ほぼ室内の温度は一定になっていると言っても過言ではありません。次は、このブラインドの外側…つまり窓のすぐ内側の温度を測定です。


流石にここも25℃という訳には行きませんでしたが、それでも24℃程。ブラインドは特に断熱ブラインドを使っている訳ではありませんから、これの効果はほとんどないと考えるべきだと思いますが、それでも24℃。やはり開口部の直下にパネルヒーターを配置するというのは、室温を一定に保つために非常に有利なようです。


流石にこの状態だけでは、今度の新居の状態を想定出来ませんから、次にパネルヒーターの調整をグッと絞り、34℃付近に調整し、この状態で3時間程放置してみました。そして3時間後…。流石に先程のように暑いからセーターを脱ぎたい…とまでは感じない、非常に過ごしやすい気温になりました(まだ少し暑めの感が…)。


早速室内の温度を測定です。室内の中央部分の温度は約23℃。パネルヒーターの温度を考えると、結構温度保たれているな…というのが第一印象でした。個人的には、もう1℃か2℃程下がったほうが、過ごしやすいかな…とは思いますが、それでもこの温度が確保されているのは、万々歳です。


先程と同じく、ブラインドの内側の温度を測定すると、ここは22℃強。まぁ、中央部分の温度とほとんど変わっていないな…という印象でした。たしかに出力を絞っているとはいえ、このすぐ真下に34℃程度の熱源があるというのは、大きいようです。


最後に窓のすぐ内側を測定しますと…ここは21℃。先程の温度差程には収束しませんでしたが、それでも許容範囲です。ちなみにこの時間の外気温は-5℃ですから、先程の外気温よりも下になっていますし、室内との温度差とパネルヒーターの設定温度を考えると、十二分な結果なのではないかな…と感じました。


おそらく今度の新居は、現在の職場程の断熱性はないため、これよりは悪い結果になると予想出来ますが、それでも一番熱が逃げやすい開口部の真下にパネルヒーターを配置する事で、効率的に部屋を暖めることは出来そうだな…と感じました。


…ちなみにセントラルヒーティングの弱点は湿度(笑)。ほぼ毎日のように、加湿器に水を補充し運用している今日この頃です。



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家具の大きさ

おそらく今週中にはリノベーション工事の新しい見積もりが出て来そうなので、どれくらいの額になるのか少し不安を抱えつつも、楽しみにしています。そうこう考えていてふと思い出した事があります。…まだ、今度の新居に家具を入れた姿を全く考えていませんでした(笑)。一応、大体のスペースは想定していたのですが、実際に家具を入れた場合にどのような配置になるのか?という事を考えていなかった訳です。


という事で、一階部分の計画案は既に出来上がっていますので、この間取りの中に実際に入れる予定の家具の大きさを書き入れてみて、どのような配置が可能なのか?という事を想像してみる事にします。やはり真っ先に考えなくてはいけないのは、おそらくこの家での生活のほとんどの時間を過ごす事になるであろう、居間スペースと書斎スペースです。


この部分は、計画では横7.2m、縦3.6mのスペースになります。そして右側が書斎スペース、入り口のある左側が居間スペースの予定です。書斎スペースに必要な物は、本棚と机です。まず本棚。予定では天井までの高さの大型本棚を入れる予定で、横幅が120cmの物と60cmの物を組み合わせて3m分の壁を本棚にします。横の部分は大体想像出来ていましたので(60cm余る)、ここは問題ありません。本棚の奥行きですが、購入予定の本棚の奥行きは27.5cmです。思ったよりも薄いな…というのが第一印象でした。


そして次は机の配置です。私と家内の二人で使用予定ですから、机の必要個数は2個。一つの机の大きさは120cm×60cmの一般的サイズ。この年で隣り合って作業…というのは嫌ですから、向かい合うスタイルで真ん中に目隠しのパーティションを配置します。そして、本棚の本を取り出す際に必要な広さ(動線)を一般的な90cmで設定…。これで大体の書斎スペースの配置が終了です。


ここで問題が一つ。書斎スペースと居間スペースを区切るために、ローカウンターの棚を置く予定だったのですが、これの大きさが決まっていませんでした。とりあえず…最大の大きさを設定しておこう…という事で、まずは160cm×60cmの家具を配置。この部分はおそらくもう少し幅の狭い物が入ると思いますが、まずはこんな感じでしょうか。


次は居間スペースです。この部分は当面はテレビ台+ソファーと言ったところでしょうか。ソファーは以前の記事で書いたソファーをとりあえず配置してみて…なのですが、意外と大きい事に気付きました(今更感)。ソファーはオーダーメイドですから、もう少し横を縮めてもらう必要がありそうです。この感じですと…横は237cmから220cm程にすれば大丈夫そうですかね…。


そしてテレビ台の配置が思っていたよりも中央になりそうなため、小さい家具を一つテレビの横に配置出来そうだな…という事に気付きました。おそらくこの部分に、現在使用している小型のガラス棚もしくはワインセラーを置く事になりそうです。いずれにせよ、思っていたよりもすんなり配置が出来そうなため、少しホッとしました。


まだテレビ台やローカウンターの大きさは決まっていませんが、大体置けそうな大きさが分かりましたから、これを基にして配置する家具を決定したいと思います。しかし…一つ一つの家具はそれ程高くないと思うのですが、これ…纏めて買うことになりそうですから、結構かかりそうだな…困ったものです。



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