北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

イタズラ狐との遭遇

ここ北海道の片田舎では、夜に歩きますと時々、野生動物と遭遇する事があります。一度は鹿と遭遇した事もありますが、流石に道端を歩いていて鹿と遭遇する事はめずらしく、ほとんどの場合出会うのは、狐もしくはエゾリスになります。


そして今日、職場の帰り道…いつもの道を歩いて帰宅していますと、道の真ん中に小さな塊が二つ…ん?何だ?と思い、ジッと見ますと、特徴的な大きな尻尾が二つ…。しかも、オチビな狐達なのですが、悠然と道のド真ん中を占領中。こいつらは…と思いましたが、尻尾のふさふさ具合に思わず見とれてしまい、しばらく立ち止まって観察。


エキノコックスさえ無ければ、適当にエサでも与えてモフりたい!とは思いましたが、残念ながら野生動物にエサを与えるのはご法度ですし、まして野生の狐を触るなど言語道断。…諦めました(笑)。そうこうしていますと、向こうもこちらに気付いたのか、ジッとこちらを観察。丁度お互いに向き合う形で、臨戦状態となりました。

ここは人間様として、狐ごときに遅れを取る訳にはいきませんから、こちらも堂々と道の真ん中を歩いて近づきます。傍若無人にも道の真ん中を占有していた狐達でしたが、流石に人間様の貫禄に恐れ入ったのか、道の真ん中から(面倒臭そうに)道の片隅に移動。…それにしてもふてぶてしい事に、走って道から逃げるとか…そういった殊勝さの欠片も見受けられない狐達です。挙句の果てには、私が更に近づくと、視線を合わせないようにソッポを向いて、『私達何も悪いことしてないよ!』と言う様な態度。


…こいつらは…と思いましたが、近づきますと狐達が非常に若い狐で、しかも兄弟のような感じで仲良くじゃれあっている事に気付きました。どうやら、まだ人間の怖さをあまり知らないため(流石にこの辺りの住民が、野生の狐にエサを与えることはないでしょうから、餌付けされているとは思えません)、人間が近づいても、警戒はしつつも興味を持って見ていたのかもしれません。


いずれにせよ、狐達が逃げないため、久しぶりに野生の狐の非常に近くを通ることになりました。それにしても…改めて狐達を見ますと、奴等…良さ気な毛皮を着込んでいまして…尻尾だけでもいいから、ちょっとモフモフさせてくれ~!と心から思いました。これは近い内に仙台に出張で行きますから、蔵王の狐村に…はちょっと時間的に無理そうですが、そのうち訪れて思う存分モフりたいですね…(冬限定で)。


ちなみに帰宅して家内にこの話をしますと、家内も夕方頃に同じ狐と見受けられる二匹の若い狐達と遭遇していたようで…どうやらこの辺り一帯で遊んでいる狐達のようです。この様子ですと、また会う事になるかもしれません。



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同僚からのアドバイス

ここ数日、日本全国でかなりの雪が降ったようで、私の故郷である『偉大なる田舎の大名古屋帝国』でも雪が積もり、交通に影響が出たようです(現在、北海道に居る私からすると、大した雪の量ではないのですが…)。幸いな事に、ここ北海道の片田舎では、寒すぎるためほとんど雪が積もっておらず、今のところ雪かきから解放されており、個人的には喜ばしい日が続いています。


さて、私が中古住宅を購入した事は、私の職場でもそれなりの人が知っており、既に家を持っている人達からは、様々なアドバイスをもらう事があります。また、工事が始まるのがおそらく四月頃になりますから、まだ色々と考えることが出来る余裕があるのも一つの要因ですが、これらのアドバイスには非常に貴重な物があり(実際にその人達が家を作って後悔した点など)、私としては実際にリノベーション工事を行う上で、とてもありがたく思っています。


今回の話題はそんなアドバイスの中から一つ、とてもありがたかったものについて書きたいと思います。これは私と比較的近い年齢の同僚(向こうが少し年上)が、この地で数年前に注文住宅を建てたのですが、その際大失敗をした経験談でした。その同僚の家は、オール電化住宅(当時の流行です)、そしてセントラルヒーティングを導入した…のは良いのですが、パネルの配置でケチって大失敗したそうです。


以前の記事でも書きましたように、セントラルヒーティングシステムを構成するパネルヒーターは一箇所導入するのに、一般的な大きさのパネルヒーターでも様々な部品込みで約12万円程します。その同僚は、その費用をケチり…全ての窓の下にパネルヒーターを入れずに、一部の窓の下だけに設置したそうです。期待できる熱量的には、家全体を暖めることが可能な性能にはしたそうですが、枚数をケチった…と本人は言っていました。


理論的には、家全体を暖めることが出来る熱量があれば問題ない…のかもしれませんが、家全体で最も熱が逃げていく開口部(窓の部分)の一部に熱源を設置しなかったのは大失敗だったらしく、そのパネルを設置しなかった窓の部分からコールドドラフト(冷たい空気が床に流れる)があるようで、折角部屋を暖めても足元に時々冷たい空気が流れ、体感的に暖かくない…との事です。


同僚「○○さん、パネルヒーターの設置は後から追加するのが難しいから、最初の時にケチると駄目だよ。俺、これは本当に後悔してるから。」

パネルヒーターの設置のためには、温水+不凍液が流れるラインを床下に設置しなくてはいけませんから、大掛かりなリフォーム工事の際にしか、弄ることは難しそうです。となりますと…たしかに同僚が言うように、最初の工事の際に僅かなお金をケチってパネルヒーターの枚数を減らすのは、絶対にやってはいけないのかもしれません。本州でしたら、それ程大きな問題にはならないのかもしれませんが、ここ北海道の片田舎は厳寒期は-20℃を下回る極寒の地ですから、一つのミスが命取りになります。


ちなみにその同僚は…パネルヒーターだけでは暖かくならないため、エアコンを導入しまして…暖房費が大変な事になっているような…。とはいえ、このような失敗談をきちんと教えてくれる同僚が居て、本当にありがたいです。このような経験談は、実際にやってみて失敗した人しか知らないわけですから(知識としては知っていても、どの程度の失敗なのかは、経験した人しか分からないですから)、こういう話はよく参考にして最終的な決定はしたいと思います。



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家に戻ると見知らぬ箱が…

ここ数日、日本全国どこもそうだと思いますが、非常に寒くなっています。勿論ここ北海道の片田舎も例外ではなく、例年に比べて気温が下がっています。朝に家を出ますと、『寒い』…というよりは『痛い』状態でして…間違いなく-15℃を下回っているな…と感じる事も。


そんな寒い中、職場から帰宅し何気なく普段使用していない部屋をのぞきますと、見慣れない箱を発見しました。よくよく見ますとRULOという不穏な文字が見えたため、直に家内を問い詰めた訳です。


「おぃ!これどうしたんや!」


「ん?買った。」


…当たり前だろ。買ったからここにある事くらいは分かるわ!たしかに以前、今度新居に移ったら、一階が一つの大きな部屋になるため、余裕があったらルンバのような物を購入して使いたい…と言っていた事は覚えています。しかしあれは、1.新居に移ったら、2.余裕があったらという条件付であった事も覚えています。


家内曰く


「絶対に後回しにされると思ったから、今買った。」


「これ素敵やろ?」


との事。…たしかにこれの威力はよく知っています。本家のルンバは、結構家具にぶつかる為、双方に物理的ダメージが行きますが、このルーロはセンサーが付いているため、家具などを避けて掃除をしてくれる事。最後は勝手に充電装置まで戻ってくれるため、非常に使い勝手が良い事、そして形状的に部屋の隅まで掃除が可能である事など…とても優れた装置である事は間違いありません。しかし…いかんせん値段が…(笑)。


まぁ、購入してしまった以上は仕方ありませんが…どうしてくれようか…。


とはいえ済んでしまった事をとやかく言っていてもしょうがないですから、まずは中を開けて装置を見てみました。大きさなどは大体想像どおりの大きさ、そして高さも予想通りです。おそらく今度の新居で使用する家具は、ほぼ全て足つきで10cm程空いていますから、この装置は家具の下まで入り込むことは可能…掃除はだいぶ楽になるのではないかな…と思います。内部を見てみますと…ゴミを取り込む袋は想像よりも小さめだな…と思いました。


この感じですと、一度掃除をしたらその都度袋に貯まったゴミを捨てたほうが良さそうです。今のあばら家で一度使用して見ても良いのですが、ある程度広いスペースで使用した方が良さそうなので、この寒波が去りましたら、一度充電だけして新しい家で稼動実験をしてみたいものです。まぁ使用している人間の評判は悪くないようですから、たぶん効果的だとは思うのですが…それにしても家内には困ったものです。



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