北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

キツネ村のエゾダヌキ

今日は北海道の片田舎も晴れ。幸いな事にここ数日晴天が続いているため、路面の氷もだいぶ溶け、一部は乾いた状態になっており、少し遠出しようかな…という気分になりました。そして同僚達から聞いていた、塩別つるつる温泉なる場所に行ってみようと考えた訳です。


この温泉、北見市の温根湯温泉の近くにあるそうで、皮膚に非常に良いらしく、知る人ぞ知る名湯との事。私の居る北海道の片田舎から温根湯温泉周辺まで行くには、結構距離もあり大変なのですが、折角の休日ですし…最近仕事で疲れる事も多いため、行ってみよう…となったところで家内が一言。


「ついでに、温根湯温泉の近くにあるキツネ村に行きたい!」


…まぁ、キタキツネは私も好きですし、そのうち蔵王のキツネ村に行ってみたいな…とも思っていたため、この提案に賛同する形で、車を温根湯温泉の近くにあるキツネ村に向けたわけです。このキツネ村、道の駅「温根湯温泉」の近くにありました。流石にこの時期となりますと、外国人観光客や普通の観光客も少ないようで、私達がキツネ村に到着した時、お客さんは私達を含めて二組のみ(笑)。とはいえ、この少なさが幸いしたわけです。


早速、チケットを購入してキツネ村に入ったわけですが、いきなりお出迎えをしたのはコイツ。どうみてもキツネとは似ても似つかない…それでいて、昔話ではキツネの相方として定番のコイツです。


…あれ?ここってキツネ村だよね…なんでお前が居るの?なのですが、エゾダヌキ登場。最初はピクリとも動かず、こちらをジッと見ていたため、置物じゃないよね?と思いました。しかし、しばらくすると首を動かしましたし、私達が近づきますと後ずさりして穴に入ってしまったため、本物の生きているエゾダヌキです。それにしても…丸々と太って、非常に毛並みも良さそうなタヌキさんでした。


キツネ村ですから、当然キタギツネが沢山居たのですが、先程のエゾダヌキの印象が強すぎ、肝心のキツネさん達の印象が…(笑)。晴天のため、何匹かのキツネは活発に活動していましたし、木登りしているキツネも居ましたが、多くのキツネ達はキツネ玉状態でお昼寝中。


この辺りは活動的です。


木登りキツネ。


シルバーフォックスさんもキツネ玉状態でお昼寝中。


このキツネは普通にお昼寝中。その尻尾少しでいいから、モフらせろ~!


な感じで、キツネ達をしっかり見て、いざ退出…なのですが、入り口付近に戻ってきますと、またもや例のエゾダヌキさん登場。まるで「また来てね」と言わんばかりの態度です(笑)。それにしても…丸々としていますね…。


後からここのキツネ村のスタッフから話を聞いたのですが、


1. 本当はタヌキが三匹いる。
2. 恥ずかしがり屋のため、なかなか人の前には出てこない(一応、夜行性)。
3. 今日はお客さんも少なく、冬にしては温かいため、外に出ているようだ。
4. この時期のタヌキは、皮下脂肪を溜め込んでいるため非常に太っている。


との事。どうやら非常に運が良かったようです。いずれにせよ、冬毛のキツネも良かったですし、この時期にキツネ村に来る事が出来て、本当に良かったな…と思いました。


ちなみに、当初の目的の塩別つるつる温泉ですが、ここはかなり良いです。お湯は非常によく、たしかに肌もツルツルになった感じが(笑)。また値段も非常に安く…昼御飯と入浴セットで一人1000円。しかもこの昼御飯、計算上は500円の昼御飯なのですが、ちゃんとした定食が出てきました。豚肉の生姜焼き定食などは、その場で小鍋が出て、豚肉のスライスを調理しながら食べられましたし、お肉の量も、本当にこの値段で大丈夫?と思う量。おそらくこの辺りでは豚肉が安いため出来る荒業なのだと思いますが、それにしても500円の定食とは思えない程のボリュームと内容で、非常に満足しました。


北海道の道東(網走付近)、たしかに私が居る所から行く場合でも結構な難易度(手間がかかる)なのですが、それでも色々と面白い場所もありまして、なかなか楽しめる地域のような気がします。このつるつる温泉、どうやら宿泊も出来るようですから、そのうちここでゆっくり宿泊してみたいな…と思いました。



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