北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

照明器具は自分達で購入?

先日の日記の続きですが、最初に出て来た見積もり書を見て行きますと…照明器具高くない?という金額が並んでいます。例えば、調光可能なLED電灯で光束4280 lm程度ですと、家電量販店では5,000円~10,000円程度で購入する事が出来ますが、見積もり書の金額は22,000円。


基本的に電灯の明るさについては光束の単位ルーメン(lm)で示されています。ですから、このlmが同じであれば、明るさとしてはほぼ同程度の物が期待出来ます。ちなみに、ルクス(lx)という単位もありますが、こちらは照度の単位で、(lm/m2)と書き換える事が可能です。つまり使用する電灯の光束(ルーメン)を部屋の面積(m2)で割った物が(照度)ルクスですから、どれくらいの明るさをその部屋で確保したいのか?が決まれば、必要な電灯が決まる…という理屈になります。


今回のリビングスペース、一つの電灯で8畳分を照らす予定です。またこの部分(8畳:8 × 1.824 m2 = 14.592 m2)で本等を読む事を想定していませんから、最大で300ルクス程度で問題ありません。という事は、ここで必要な電灯の光束は300 × 14.592 = 約4377 lmとなります。ですから、ここで使用する電灯(4280 lm)で問題ありません(場合によっては、もう少し性能を上げて5000 lm程度のLED灯でも良いような)。ただ…いかんせん値段が…。


ということでこの部分については、工務店さんに直接聞いてみました。工務店さんからの回答は「実は、これらの部分については私達ではなかなか安く仕入れ出来ないので、直接そちらで購入して貰った方が良いと思います。設置はこちらで行いますから。」との事。この部分は自分達で購入した方が良さそうですね。ということで、照明器具は全て自分達で準備する事にします。


それに合わせて一部の照明器具は変更が必要そうです。特に書斎部分で使用する電灯は、見積もり書では光束3300 lmのLEDが計上されています。書斎部分のスペースは一応6畳程度。平米で計算すると(6 × 1.824 m2 ) 10.944 m2となります。ということは、3300 lmのLED灯では約300 lxしかありません。パソコンを使用している間は、おそらくスタンドを使用しませんが、パソコンを使用しながら本を時々読む…という事は想定出来ますので、全般的に上からの照明は増やしたほうが無難だな…と思うわけです。となると、500 lx程度の照度を確保するためには、5000 lm程の照明が必要…ここは少し大きめの電灯を入れた方が良さそうです。


というような感じで、必要な金額をはじいてみた結果…見積もり書の半額程度でなんとかなるな…という結論に達しました。ただ…ここで家内の我侭が炸裂(笑)


「なぁ…ポーチの照明だけはお洒落な照明にしたいんや…。こっちにせぇへん?」


「…おぃ、これだと見積もり書に出ている最初の照明の2倍以上の…」


「なぁ、これくらいええやろ?」


「…」


ということで、ポーチ部分の照明器具については見積もり書の物よりも良い物になりましたが、それでも照明器具全般としては予算を抑えられたかな…と思います。まだ次の見積もり書は来ていませんが、このように削れる部分は少しずつでも削っていった方が良さそうですね。ある意味、このような考え事をしている時が、リノベーションを行う上で一番楽しい時間なのかもしれないな…と最近思えてきました。


明日から出張のため北海道を離れます。久しぶりの秋の京都…北海道は雪に包まれましたが、京都は紅葉のシーズン中。学生時代によく周った場所を改めて(仕事の合間に)楽しみたい…&久しぶりに私が大好きな源氏物語の舞台に行ってみるのも悪くないかな…と少し楽しみにしています。



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