北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

ガーデンハウス…いります?

今日も仕事で札幌に滞在です。とはいえ、一日中職場で缶詰という訳ではないため、折角の晴天に恵まれましたので、昼休みを利用して北大の植物園に行ってきました。札幌のど真ん中にこれだけの規模で自然が残されている事は驚きです。(とはいえ、札幌から車を少し走らせれば、すぐに自然一杯になるのですが…)。


札幌のど真ん中で、この光景を見る事が出来る訳ですから、多少の入場料には納得です。


晴れた日なので、のんびり散策がしたい…というのも、勿論目的の一つですが、ここに来た理由は二つあります。一つは、ここの植物園には高山植物を集めた区画がありまして、それを見に来ました。今度購入する中古住宅の庭園には、以前にも書いたように、現在の売主さんが昔集めた高山植物が植えられています。そのため、どのような高山植物があるのか、実物を見て名前のチェックが出来たらな…と思ったのですが…『無駄』でした(笑)。私のような素人が判別出来るような物ではありません。これは、適当な時期に専門の業者さんに見てもらうしかなさそうです。


もう一つの目的は、ここの温室を見に来ました。この植物園には、とても大きな温室がありまして、北海道であるにも関わらず、南国の植物や蘭などを見る事が出来ます。北海道で居住する場合、一年の半分は冬ですから、景色がモノトーンになってしまいます。そのため、ガーデンハウス(サンルーム?)のような物を家の庭に併設して…という家も時々見かけまして…。実際にそのような物を導入した場合、どんな感じかな…というのを、ここの温室で見てみようと考えた訳です。


温室に入りますと、まずお出迎えしたのは、三尺バナナ。私が居住している都市の知り合いは、自宅にサンルームのような温室を併設しており、バナナを育てています。ですから、実際に我が家である程度の規模の温室を作れば、このようなバナナを育てることも可能なのかもしれません(冬の燃料費は凄い額になるのでしょうが…。)。


この他にも、このような蓮の花も…。これを導入しようと思うと、かなりの規模の温室が必要ですから、流石にこれを個人宅で行うのは、少し厳しいですね…。


…そして圧巻は、食虫植物の園(笑)。ウツボカズラやら、その他の食虫植物の楽園…素敵過ぎます。こんな物を個人宅の温室で育てていたら…間違いなくご近所さんから、変り者扱い間違いなし!本当のところ、やってみたいですけどね(笑)。所狭しと口を開けているウツボカズラさんや、その仲間達が素敵過ぎます。


これらの素敵な植物達を見て、家内と『これは素晴らしい。我が家でも是非…』などと言っていたのですが、温室を外から見て、意見が180度変わりました(笑)。温室の中、何を育てるかにも拠るのですが、かなり湿度を上げなくてはいけません。窓の結露が…(笑)。とてもではありませんが、このような物を個人の家で管理するのは厳しすぎます。いえ、植える植物を選べば問題ないのかもしれませんが(サボテンなど、乾燥雰囲気が必要な植物なら…)、折角なのでバナナなどを…となると、かなりの覚悟を持って実行しなくてはなりません。


流石にそこまでやるとなると大変ですし、費用もかかってしまいますから、やはり今回の新居では、ガーデンルームやサンルームの導入は止めた方が良さそうだな…と温室を見て感じました。まぁ、今あるお庭だけでも十分楽しめそうなので、無理をする必要はないのかもしれません。


最後に、折角なので北大の銀杏並木も見てきましたが、こちらはまだ少し早かったようですね…残念。



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