北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

リビングスペースの妄想(ソファー選び)

折角札幌に来ているので、少し行ってみたいお店があり、時間を見つけて少しお出かけしました。新居を手に入れ、リビングスペースを考える際、おそらく誰もが考えるであろう家具の専門店が札幌にありまして…。それは『ソファー』です。


ソファーには、リビングスペースの大きさや生活スタイル、そして予算に応じて、様々な価格の物があります。ある人は簡易的な二人用のソファーであったり、西洋のアンティークソファーを選ぶ人も居れば、大型のコーナーソファーを選ぶ人も居るかと思います。そして、今日私が家内と一緒に来ている札幌には、自分達の希望通りの大きさにソファーを作ってくれるオーダーメイドソファーのお店がありまして…今日はそのお店に行ってみました。


オーダーメイドと言っても、ある程度スタイルは提案されておりまして、こちらとしては自分達の間取りにあった大きさ、そしてソファーの固さ、生地などを選べば良いようになっています。ですから、実は非常に簡単に自分好みのソファーを注文出来る訳です。今日行ったお店は bloccoと言うお店でして、札幌の中心部に近いサッポロファクトリー三条館にその店舗が入っています(工場などは別にあるようです)。


行ってみてびっくり。あります、あります。それ程大きな店舗スペースではないのですが、様々な基本となるスタイルのソファーが所狭しと置かれています。全てを見ていると大変ですから、まずは自分達に合うスタイルを考えてみました。我が家で使用するソファー…どのような条件が必要なのだろうか…と考えますと、次のような条件になります。


1. 家内がトド(笑)のように寝転がる予定のため、少なくとも三人用以上の長さが必要である。しかしリビングスペースを考えると、長さは最大で2400mm以下が望ましい(家内の切なる望み)。


2. 家内が少しでも掃除をサボるため、ルンバを導入する予定。そのためソファーの下にルンバが入り込めるように、下が空いているタイプが必要である(家内の要求)。


3. 家内が寝転がった状態でゴロゴロする予定のため、カウチタイプが望ましい(家内の絶対的な要求)。


4. 家内がゴロンと転がる際、あまり柔らかすぎると気分良く転がれないため、程よい固さが必要である(家内の好み)。


5. 家内が寝転がる際、皮製のソファーは肌触りが良くないため、布製が望ましい(家内の好み)。しかし、布製でもゴワゴワした肌触りは望ましくない(これも家内の好み)。


…なんてことでしょう。結局は、私の家内が引っくり返ってゴロゴロする事に特化したタイプのソファーが必要なようです(笑)。これらの要望をオブラートに包んだ表現で係りの人に伝えたところ、いくつかのスタイルの提案がありました。


まず紹介されたのは、『ドルチェ』と呼ばれるシリーズ。このシリーズをカウチセットとして導入した場合、長さが2280mmになりますので、我が家のリビングスペースを想定した時に、丁度良い大きさです。またソファーの下の部分が空いているのでルンバも使用可能。ただし、背もたれの部分が一体型のため、ソファーの掃除という点では少し難あり…と言った所でしょうか。


次に紹介されたのは『レオンカウチ』と呼ばれるシリーズ。一応『レオン』と呼ばれるシリーズもあるのですが、こちらはオットマンが付くだけでカウチタイプではありません。したがって条件1と3を満たせないため、家内によって却下されました(笑)。こちらは長さが2370mmとの事で、かなりギリギリなのですが、係りの人が言うには、長さをある程度短くする事は可能との事で、これは候補になります。さらにこのシリーズは、背もたれの部分も含めて全てカバー式になっているため、ドライクリーニングにはなりますが、洗濯が可能。これは有力な候補です。


最後に紹介…と言うよりは目が行ったシリーズとして『チェロ』と呼ばれるシリーズです。これはソファー自体が流線型になっており、非常にデザインに優れたソファーだな…と感じました。長さも三人用を選択すれば1860mmですから、全く問題ありません。ただ…三人用の場合ですと、他の二つに比べて少し小振りかな…とも思います。またこのシリーズだけは、デザインが特殊なため、長さ調整が出来ないとのこと…これは少し微妙ですね。


という事で、おそらくレオンカウチのシリーズを入れる事になるのだろうな…と思います。個人的には非常に気に入りましたし、ある程度自分で選択出来る(長さなども含めて)という部分が非常に良いな…と思いました。


さて…次に問題になったのは、どのようなカバーを使うのか?という事です。


レオンカウチの価格表を見ますと、やはりカバーによってかなり値段が変わってきます。一応ソファーの予算は40万円以内としていたため、正直どれでも良いのですが、やはりお値段は気になります。


まずは条件5があるため、皮製は全て却下。そしてLXシリーズというのは、ペットなどが居る家庭用…との説明がありましたから、これは必要ないという結論になりました。そして、それを踏まえたうえで様々なカバーを実際に見せてもらい、手触り等も楽しませてもらったのですが…やっぱり高いものは高いだけある!というのが結論です(笑)。


これらはEXシリーズのカバーの一部なのですが、手触り等が他のシリーズとは全く違います…。そして色合いも、他のシリーズは結構明るい感じの色が多いのですが、このシリーズは渋い感じの良い色合いがありまして、部屋全体が落ち着く感じになりそうです。そんな事を考えていますと、家内が即断「これにする!」。鶴の一声でした…。家内が選んだ色は、これらの色の内、上段の真ん中にある緑系の色。たしかに床の色を考えると非常に良いと思いますし、個人的にもこれらの中から選ぶとすると、この色か下段の真ん中にある渋目の青でしたから、悪い選択肢ではありません。まぁ、夫婦ですから似た者同士なのかもしれません。


いずれにせよ、新居はまだまだ先になりそうですが、使用予定の家具等は探せる時に探しておかなくてはいけませんので、今回は非常に有意義な時間となりました。おそらくは来年度に入り、リノベーション工事の目処が立った時点で注文する事になりそうですが(注文から納品まで2-3週間程かかるとのこと)、やはり気に入った物を入れたいですから、このような部分で手は抜けないな…と今回強く思った次第です。



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