北海道の片田舎で

仕事の関係で北海道の片田舎に住む事になった内地の人です。こちらでの生活も10年を超え、中古住宅+リノベ工事により、我が家も手に入れました。

エコジョーズ+パネルヒーターのガス使用量(10月分)

以前の記事でも紹介してきましたように、私は中古住宅をリノベーションした家に住んでいます。そして、リノベーション工事の際の暖房器具の選択で、エコジョーズを利用したパネルヒーター(ガス給湯型のセントラルヒーティングシステム)を選択しました。ここ北海道の片田舎では、先月の中ごろから寒くなっており、我が家でもパネルヒーターを稼動していた訳ですが、ようやく1ヶ月分の暖房としてのガス使用量が判明したので、少しこの機会に纏めてみます。エコジョーズ+パネルヒーターを考えている人は、参考にしてください。


条件:総床面積        :約91 m2
   パネルヒーター     :10基
   サーモスタットの設定温度:20℃


中古住宅をリノベーションしているため、天井と床断熱は現在の住宅基準に対応していますし、窓サッシの幾つかは現在の断熱基準に該当する物、また残りは内窓として現在の仕様に対応したサッシを追加した三重サッシです。ただ壁断熱については、現在の住宅よりも少し劣っていると思われるため、全体としては現在の北海道(I地域)の断熱基準である熱損失係数(Q値)=1.6 W/m2・Kより少し悪いと考えています。



実際に検針が終わったガス使用量を見ますと、10月分のガス使用量は184 m3。9月分は54 m3でしたが、9月分の検針日までに8日程パネルヒーターを稼動していましたから、暖房以外のガス使用量の基準は8月分の34 m3とします。そのため、暖房として使用したガスの量は、9月分で20 m3、10月分で150 m3と計算しました。



それでは、この使用量からエネルギー計算をしてみます。まず私が契約している北ガスが販売している都市ガスは13Aの都市ガスですから、45 MJ/m3で熱量の計算が可能です。そのため、パネルヒーターとして使用した熱量は、9月分が900 MJ、10月分が6570 MJと計算されました。この種の記事では、よく単位をkWhで示していますので、この熱量をkWhに直します。


1 kWh = 3.6 MJですから、9月分が250 kWh、10月分が1825 kWhとなりました。以前北ガスが紹介していた、現在の断熱基準を満たした戸建て住宅での、一年間の暖房として使用する平均エネルギー量が11,900 kWhでしたから、それ程大幅な増加はなさそうだ…と思い、少しホッとしました。とはいえ冬本番はこれからですから、私の中古住宅の場合、使用総量は15,000~16,000 kWhと考えるのが無難そうです。


ガス料金という観点から見ますと、暖房を使用していない8月のガス代が34 m3で6154円。8日間暖房を使用した9月のガス代が54 m3で7730円、そして今月のガス代が184 m3で16433円となります。今月からガス使用プランが切り替わったため、基本料金が変わっており、単純計算は出来ませんが、それでも10月分の暖房費として約10,000円といったところでしょうか。


これを安いとみるか高いとみるかは、個人の価値観によって変わると思いますが、私個人としては、住宅全体が一様な温度となっており、非常に快適な生活が送れていますので費用対効果的に十分満足しています。まぁ、我が家はエアコンを使っていないので、夏の電気代が通常どおりですし、その分を冬のガス代として使用するのは問題なし…という部分があるかもしれませんが…。



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