裏庭産ラズベリーのジャム
以前紹介したように、我が家の裏庭には、前の家の持ち主さんが植えて行ってくれたラズベリーが12本程生えています。正直、初年度から収穫は難しいだろう…と思っていましたし、実際に出来るラズベリーの実も、一日に数個程度。しかし…塵も積もればなんとやら…ではありませんが、これまで冷凍庫で貯めてきたラズベリーの実が目出度く、袋二つ分程になりました。
これだけの量があれば、瓶一本程度のラズベリーのジャムが作れます。なんとかここまで貯まりました。
ロシアなどでは、ダーチャ(郊外の畑つき別荘)で果物を栽培し、それを秋に自分達でジャムにする事で、冬の間楽しめる量の保存食にする…という話を聞いた事があります。残念ながら、そこまで大規模なジャム作りという訳には行きませんが、やはり自分達で使用するジャムの一部でも作る事が出来れば…。
以前作ったグミのジャムとは違い、ラズベリーの場合は種もそのままでジャム作りです。まずは冷凍保存していたラズベリーの実を小鍋に移して、コトコト煮ていきますと、ラズベリーの実から水分が出てきます。ジャム作りには十分な水分量のため、特に水は追加する事なく、ここに砂糖を適当に投入。
砂糖を入れて煮詰めると、なんとなくジャムっぽくなってきました。
適当に煮詰めて水分が少なくなったら、これを冷せば完成です。冷せば一気に粘度が出てきますから、煮詰めすぎには注意が必要ですが、ジャム作り…慣れてしまえば結構簡単です。今回は少し酸味を足すためにレモン汁を少量追加していますが、変な添加物は入っていませんし、これぞまさに自家製のジャムです。
種のツブツブが結構入っていますが、これはこれで歯応えが良いので、私としてはOK
瓶に詰めてみたところ、丁度瓶一本分。これでしばらくラズベリーのジャムを楽しむ事が出来ます。
出来上がったラズベリーのジャム。早速パンに塗って食べてみましたが、非常に良い感じに甘酸っぱくなっており、とても良い味に仕上がっていました。紅茶に入れてロシアンティーにしても良いですし、お菓子作りに利用してもOK…来年はもう少したくさんラズベリーのジャムを作る事が出来れば良いのですが、こればかりは自然相手ですし…。まずは来年に向けて、ラズベリーの木の剪定から開始になりそうです。